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「花粉を水に変えるマスク」? 極めて悪質な商品 [最近のニュースから]

今年は、花粉症対策で買い置きをしていたマスクのおかげで、新型コロナウイルスの感染が拡大している時期を乗り切れました(^^ゞ


本当に早めに購入をしておいて助かりました!



その大切なマスク、各メーカーさんでは様々な工夫を施し特色を出そうとしています。



では、こんな高性能のマスクはご存じですか?



マスク装着時に、商品に含まれるハイドロ銀チタンの効果によって、マスクに付着した花粉、ハウスダスト、カビそれぞれに由来するアレルギーの原因物質や、悪臭の原因となる物質を化学的に分解して水に変え、体内に吸収することを防ぐ効果が得られる!


嘘みたいに、凄いマスクですよね(^^ゞ



実は、真っ赤な嘘だったみたいですなんです。



消費者庁は、「花粉を水に変えるマスク」を販売するDR.C医薬に対して、商品に表示されている効果に対する合理的な根拠が無いことから、不当景品類及び不当表示防止法で禁止された行為に該当するとして、課徴金857万円の支払いを命じているそうです。


不当景品類及び不当表示防止法違反とされた商品は次の通りです。



対象となった商品は、「花粉を水に変えるマスク +4 くもり止めつきマスク(ふつう)」「花粉を水に変えるマスク +4(ふつう)」「花粉を水に変えるマスク +4 くもり止めつきマスク(小さめ)」の3商品だということです。


同社が課徴金の対象となった期間は、2018年1月1日から2019年7月4日までです。



2021年1月20日までに課徴金857万円を支払うことになっているそうです。



今後は、同様に根拠のない新型コロナ予防商品やサプリメントなどが増えてくると思います。



お互いに、詐欺まがいの商品には気を付けたいものですね(^^ゞ
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アマビエって誰のもの? [最近のニュースから]

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フリー画像からお借りしました

突然ですが『アマビエ』ってご存じでしょうか?^^



そうです!新型コロナウイルスの感染拡大で全国的に認知度が高くなった妖怪です。



アマビエは、わが国に伝わる妖怪のことです。



海中から光をかがやかせるなどの現象を起こして、豊作や疫病などに関する予言をしたとされています。



疫病を鎮めるとされる半人半魚の妖怪「アマビエ」、福井新聞さんの記事によりますと、『アマビエは、長い髪にくちばし、うろこを持ち3本足をした半人半魚の妖怪。

江戸時代に肥後(熊本県)の海に現れ、「病気が流行したら自分の姿を描いて人々に見せよ」と告げて海中に消えたとされている。』


今回の新型コロナウイルスの騒動で最近注目されています。



そんな私達にとって、非常に良い妖怪さんを商標登録の出願をした企業があったそうです。



私がその記事の表題を目にした時、また中国の企業が恥知らずの行為をしたのか?と思ったのですが、そうではありませんでした。


広告大手の電通など企業や宗教法人が10件以上の商標登録を出願したというのです。



これについて、ネット上では「アマビエは誰のものでもない」などと批判が上がっています。



どういう訳か、あの電通は6日、事業を「再検討することになった」として出願を取り下げたそうです。



何でもかんでも、商標登録をして金儲けをしようとする輩がいるようですが、アマビエを商標登録なんてしないでほしいですよね~!^^。








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今年もゴキブリ季節到来! [ちょっと気になること!]

今日は、年に一度のゴキブリの話題にしました!(^^ゞ



絵文字は笑っていますが、ゴキブリは大嫌いです。



気持ち悪いし怖いし、あの真っ黒いのを見つけると背筋が寒くなります。



わが家には猫が一匹いるのですが、虫には興味がないようなんです。



数年前にゴキブリが現れたことがあります。



その時も知らんぶりをしていました。



あてにはならないので、ゴキブリが居なくても、毎年対策はしています。



そうそう、最近は気密性の高い住宅で、冬場も部屋は暖房で暖かいです。



たから、冬でも安心は出来ないんですよ!



真冬に知り合いの家に行ったとき、ダイニングキッチンに通されました。



その時に、大嫌いなあれが出たんです!



その後、二度とその知人宅には行っていません。



玄関や窓はしっかりと閉まっているのに、家の中にゴキブリが出た!なんてケイケンはありませんか?



ゴキブリはどこからやってくるのでしょうね。



なんと、ゴキブリは換気口、網戸やドアの隙間、排水口、ベランダや廊下の排水パイプなどさまざまな場所から屋内に侵入してくるそうです。


私たちの家によく出るクロゴキブリは、半屋外性、外にも生息しているんです。



しかし、彼らにとって屋内のほうが生存に適していることから、エアコンの室外機や植木鉢・プランターの下などから屋内に侵入してくるそうですから、侵入を防ぐことは容易ではありません。


マンションの高層階の部屋でも安心はできません。



ゴキブリは、ビルの何階でものぼっていくのだそうです。



また、荷物に紛れ込んで室内に入ることもあり、ダンボールの隙間に卵を産みつけていた場合、そのまま持ち込まれてしまうこともあります。


そして、ゴキブリは何でも食べてしまうそうで、壁紙や本の表紙まで食べるんです。



仮に、食べるものが無くても水だけで1ヶ月も生きられるといいますから、すごい生命力ですね。



夜行性のゴキブリが活動するのは、勿論夜のはずです。



もし、明るい場所や昼間に見かけたら注意が必要だそうですよ!



ゴキブリは警戒心が強いので、人間の視界に入るところには、普通は出てこないようです。



それが、明るいところに頻繁に出てきてしまったら、すでに多くのゴキブリが潜んでいるという可能性があるといいますから要注意です。


さて、私たちにできるゴキブリ対策はどうしたらよいのでしょうか?



まず、家の中をゴキブリが好む場所にしないことが重要だといいます。



具体的に気を付けることは、食品や食器を放置しない、物陰の掃除をする、不衛生なものはすぐに処分する、整理整頓を心がけるなど、清潔でキレイな環境を保つことが大切なのだと。


家の中を清潔に保つ努力したとしても、やはり不安ではないでしょうか。



アース製薬さんに取材をしたという記事を読んだのですが、こんな対策がよさそうですよ。



『予防対策をするなら、置いておくだけで駆除できる毒餌剤がおすすめだそうです。



毒餌剤はメスの卵にまで作用が及ぶため、増殖を防ぐこともできるといいます。



ただ、食べられたものや、一定期間経過したものは効き目がなくなっているので、定期的に新しいものに替える必要があります。』


まず、予防策を講じ、もし発見したら退治できる準備も必要なのでしょうね。







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蒸し暑いこの時期、マスクしてイライラしていませんか? [ちょっと気になること!]

梅雨に入りましたね〜!雨が多くて蒸し暑い日が続いています。



九州では大雨の影響で、河川の氾濫や土砂崩れが起こり甚大な被害が出ています。



再び、新型コロナウイルスの感染者が増え始めている中、避難をされている方は感染の心配もされているでしょう。


私は緊急事態宣言が解除されても、外飲みは勿論ですが、外食もしないようにしています。



当分の間、蒸し暑い時でもマスクをして、冷房をしながら換気もしなければなりませんね。



冷暖房の電気料金が上がることも、覚悟をしなくてはいけないようです。



新型コロナウイルスの騒動で、多くの命が失われました。



今後も、第二波、第三波が来れば更に人命が失われるでしょう。



そして、何れ終息したとしても経済の立て直しには何年も掛かるかもしれません。



今は、多くの人たちが不安や怒りを抱えているのではないでしょうか。



さて、今日の話題は、強の時期だけに移動中の雨傘の持ち方について取り上げてみたいと思います。



雨の日に外出するのは、気分の良いものではありませんね。



私は通勤に電車を利用しているのですが、雨の日は本当に嫌です。



洋服は濡れるし、雨で濡れた傘の持ち方の悪い人もいるんです。



私は混んだ電車に乗るときには、スーパーで貰ってきた傘用のビールに入れるようにしています。



ある医師によるツイートが話題になっているようです。



そのツイートは、この様な内容だったそうです。



<傘の横持ちはちょうど子供の顔の高さになることが多いので本当にやめて欲しい 眼に当たることも多く非常に危険です 金属製の傘が当たり、顔に傷を負った女児を診察したこともあります 必ず傘先の方向に注意し、人に当たらない持ち方をしてください>



私も以前から気になっていたことでした。



子供だけではなく、特に階段を上る時などは大人でも危険だと感じています。



チョットしたマナーなのですが、分かっていない方が多いですね。



傘だけではなく、リュックの持ち方なども改めて意識を下ほうが良いと思います。



ご存じの通りで、今はこんな時期ですから、ストレスを抱えている方が多いと思うんです。



こんな生活は、まだまだ続きそうです。



煩わしいトラブルを避けるためにも、気を付けた方が良いですね!(^^ゞ
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東京都「夜の街」対策強化で国と合意 [最近のニュースから]

都知事選が終わり、小池さんが再選されましたね。



時期が時期だけに、小池さんもお疲れでしょう。



お顔を拝見すると分かりますよね。



でも、新型コロナウイルスの感染者が急激に増えているのが現状です。



息をつく間もなく、頑張って頂かなくてはなりません。



残念ながら、全国で新型コロナウイルスの感染車が急増しています。



東京都では新宿や池袋の「夜の街」から感染が始まり、「昼の街」へと感染が広がっているようです。



その流れが、神奈川、埼玉、千葉へ。



埼玉の八潮では、確か小中学校で3000人以上が食中毒が出てしまいましたね。



埼玉の大野知事も大変だと思います。



昨日、3県の知事さんが会見を開いていたのをTVで観ました。



神奈川、埼玉の両知事さんからは必死だという気持ちが伝わってきましたね。



東京都の小池百合子知事は4日、西村経済再生担当相と都内で会談をしています。



夜の街の感染源とされている新宿区長と豊島区長も同席していました。



感染者が目立つ「夜の街」の対応を協議したそうです。



ホストクラブやキャバクラなど、接待を伴う飲食店の協力を得ながら対策を強化することになということです。



実際には、ホストクラブの従業員は協力的のようですが、キャバクラの従業員はそうではなさそうですね。



現在、政府は休業自粛幼生に従わない場合を想定して、罰則規定を設けることを検討しています。



現状は、休業自粛を要請しても十分な金銭的補償はなされていません!



だけど、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためには営業をされては困ります。



その手段として、罰則規定を設けます。



この理屈、変だと思いませんか?



まるで、医療機関に病床の確保を要請して、そのために生じる損失は補填しません!そんな論理と同じです。



まっ、同じ人たちが方針を決めているのですから当然ですよね。



違うところは、医療機関は地域医療にとって絶対に必要だということです。



医療機関は人命に関わる重大な役割を担っているということなんですよね。



素人考えで恐縮なのですが、事業を起こした経営者は今回のようなリスク覚悟しているのでしょう。



従業員と経営者には、最低限生きる為に必要な金銭的支援が必要です。



安心して経済活動を継続させる為には、感染源の封鎖、感染者の隔離だと思います。



感染の核と思われる限定的な地域の店舗だけ営業自粛の対象として、大々的にPCR検査を実施することが良いのではないでしょうか。


PCR検査の実施、他国がしていることなので、わが国ができないはずがないと思うのですが、政府には何が思惑があるのでしょうか?
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米国・「新型コロナパーティー」? [最近のニュースから]

現在アメリカでは、新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、マスク着用義務付けなど、自治体が対策を強化しています、


トランプはともかく、まともな思考の持ち主の間では、危機感が強まっているのでしょうね。



しかし、バカは何処にもいるんですね!



南部アラバマ州タスカルーサ市で、学生や若者たちが、参加者が新型コロナウイルス陽性であることを知りながらパーティーを開いているというのです。


その「新型コロナパーティー」をゲームとして開き、新型コロナ陽性者を意図的に招いてお互いに感染させようとしていました。


参加者はお金を賭け、最初に感染した人がお金をもらうことになっていたといいます。



アラバマでは、3万9604人の感染が確認され、961人が亡くなっているそうです。



まさか日本には、こんな若者はいないでしょうが、自分たちが感染して家族などに移してしまうかも、そんなことも考えなかったのでしょうか?


沢山の方が命を落としている時ですから、ばかぁ!では済まないですよね。
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NHK映らないTV受信契約不要! [最近のニュースから]

あったり前の話だと思いますが、東京地裁でNHKが映らないテレビは、受信契約義務なしという判決が出たそうです。


東京都内の女性が、NHKの放送だけ映らないように加工したテレビを購入しました。



女性は、NHKと受信契約を結ぶ義務がないことの確認を求めた訴訟を起こしていたようです。



東京地裁は、先月26日、その請求を認めた判決を出しました。



女性は、NHKの放送信号を減衰するフィルターを作っていた大学准教授から、フィルターを組み込んだTVを購入したそうです。


NHK側は、電波を増幅するブースターを取り付けたり、工具を使って復元したりすれば、放送を受信できると主張したそうです。


しかし、小川理津子裁判長は「ブースターがなければ映らないのであれば契約義務はないという判決を出しました。


また、TVは自身で加工をしたわけではなく、「専門知識のない女性に復元は困難だ」と退けています。



しかし、現状でNHKの視聴のできないテレビなのに、どうして受信契約義務があるなどと主張をしたのでしょう?


テレビがない家庭でも、テレビとアンテナを購入すれば観られる状態なのだからと言い出しそうですね^^



しかし、実際にNHKだけ映らないようにするテレビなんて作っちゃうんですね!^^



NHKの放送信号を減衰するフィルターを作った大学准教授ってどんな方なのでしょうね?



その方は、筑波大学システム情報工学研究科の掛谷英紀准教授というそうです。



そして開発した装置は、「イラネッチケー」^^



フィルターは技術的には簡単なもので、テレビとアンテナを繋ぐ同軸ケーブルに、NHKの信号のみを減衰するフィルターを割り込ませるということです。


掛谷氏がこの装置を開発した理由が分かりました!



デイリー新潮さんが掛谷氏にインタビューをしていましたので、その記事を抜粋してみました。



『きっかけはNHKの国会中継でした。もう7~8年前になりますが、辻元清美議員(当時・民主党)と中山成彬議員(当時・日本維新の会)が、従軍慰安婦について質問をしました。いずれも誰かがYouTubeにアップロードしたんですが、なぜかNHKは中山議員の質問だけを削除要請したんです。

――13年3月8日の衆議院予算委員会でのことだ。慰安婦問題に対して、先に質問に立ったのは辻元代議士で、「(慰安婦関連の資料に)ただ単に強制するという文字がなかったというだけで、果たして(強制はなかったという)その論理は成り立つのか」という旧日本軍の強制ありきの主張だった。一方の中山代議士は、「(当時の朝鮮は)警察、ナンバーツーの警部と高等刑事も朝鮮人が務めていた。これらの体制で、官憲の強制連行というのは考えられないんじゃないですかね」と、強制はなかったとする反対の主張だった。そこでNHKは、従軍慰安婦に強制はなかったとする主張のみを削除要請したのだ。

掛谷:私は慰安婦の問題について、どうこう言うつもりはありません。ただ、正反対の意見を国会で議員が述べているにもかかわらず、一方だけ削除要請するのはいかがなものでしょう。放送法には「政治的に公平であること」とあるのですから、両論併記が当然です。片方だけ削除させるのであれば、公共放送とは言えません。』



確かに、国会で行われた質疑応答の内容はともかくとしまして、NHKを公共放送とは認めたくないという気持ちは理解できます。


私は親元を離れてからは、NHKの受診料を口座振替で支払っています。



当時よりテレビは殆ど観ませんが、時々観ることもありますから^^



NHKを視聴する意思のあるご家庭は支払えば良いのだし、俺は観ないなら払わない!そういう人は払う必要はないと思います。


NHKの連ドラや大河ドラマを観ているような方が、御託を並べて支払いを拒むことには反対ですけどね!^^
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認知症の行方不明者急増中! [気になる情報]

総務省統計局のデータを見ましたら、日本の総人口は、2005年に戦後初めて減少した後、2008年にピークとなり、2011年以降、継続して減少しています。


2018年9月15日現在の推計では1億2642万人と、前年(1億2669万人)と比較すると27万人の減少となっています。


しかし、65歳以上の高齢者の人口は、1950年以降、一貫して増加し、2012年に3000万人を超えています。


2018年9月15日現在の推計では3557万人と、前年と比較すると44万人の増加となっているようです。



少子高齢化が進んでいると言ういことなんですね。



高齢者で問題となるのが認知症です。



家族の顔さえ忘れてしまうそうですから、ご家族にその様な症状の方がいらっしゃると大変だと思います。


先日、外出をした時に自治体からのアナウンスが聞こえてきました。



お年寄りが行方不明になったという内容でした。



警視庁の集計によりますと、認知症が原因で行方不明になったとして2019年に全国の警察に届け出があったのは1万7479人(前年比552人増)だったそうです。



統計を取り始めたのが2012年、それから7年連続で最多を更新しています。



認知症にかかっている方は、全国で600万人近いと推定され、数多くの患者や家族がご苦労をされているそうです。


死亡される方、行方不明になってから発見までに2年以上かかった方もいるといいますから、ご家族は気がきではないでしょうね。


対策としては、警察だけではなく、自治体からGPS端末を認知症の人に無償で貸与したり、警察や自治体、事業者らが情報を共有する「SOSネットワークシステム」を通じてタクシーや路線バスの運転手さんが行方不明者を発見するケースもあるそうです。


ご家族も一日中一緒にはいられないでしょうし、困った問題です。



認知症に有効なお薬が早く出来ると良いですね (^^ゞ
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国の責任を認めても賠償は認めない? [最近のニュースから]

ヘレンケラーが再来日しイスラエルが建国をした年1948から始まり96年までの間『旧優生保護法』という法律の下で何が行われたか、ご存じでしょうか?


その優生保護法は、2つの目的をもった法律でした。



一つは「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」病気や障害をもつ子どもが生まれてこないようにする。


もう一つは「母性の生命健康を保護する」女性の、妊娠・出産する機能を保護するという意味です。



不妊手術や人工妊娠中絶が行われていました。



具体的には、遺伝性疾患(いでんせいしっかん)や知的障害(ちてきしょうがい)、ハンセン病患者らへの不妊手術(優生手術)を認めていたのです。


医師が必要と判断すれば、都道府県が設置する審査会の決定を経て、本人の同意なしに手術が行われていました。


その後、「優生思想」が差別につながるなどと批判され、96年に「母体保護法(ぼたいほごほう)」に改定されています。


先月30日、旧優生保護法下で不妊手術を強制されたとして、東京都の70歳代の男性が国に対して3000万円の国家賠償を求めた訴訟の判決が東京地裁でくだされました。


地裁は請求を棄却しています。



その理由は、改正前の旧民法にあった「除斥期間」と呼ばれる規定でした。



不法行為があったときから20年が過ぎると、賠償を求められなくなるという規定です。



除斥期間は、時の経過によって権利が消滅するという点で消滅時効と似ていますが,消滅時効とは異なり,時効の中断,停止が認められず,また時効の援用も必要としないのです。


30日の判決では、国による不法行為があったのは不妊手術を強制された昭和32年の時点だとして、除斥期間はすぎていると判断しました。


国は、手術から60年余が経過しており、不法行為から20年で損害賠償の請求権が消滅する「除斥期間」が経過していると主張しています。


旧優生保護法の下で何が行われたのか、国はその事実を認めています。



賠償を求めている男性は被害者なのですから、国として責任を取るべきではないでしょうか。



個人間の訴訟であれば致し方ないのでしょうが、国と個人(国民)なのですから法律を盾にして訴えを退けてしまうのはどうなのでしょうね?
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新型コロナウイルス感染 誰の責任? [ちょっと気になること!]

新型コロナウイルスの第2波が懸念されています。



世界の新型コロナウイルスの感染者が1000万人を超えたそうですね。



中国では、第2派が始まっています。



中国当局は、新型コロナウイルスの新たな流行を封じ込めるために、首都北京近郊の住民50万人近くを対象に厳格なロックダウンしたと発表しています。


新型コロナウイルスの震源地、中国は、早々と流行を抑制していたとしていましたね。



しかし、北京で数百人が新型コロナウイルスに感染し、隣接する河北省でも感染者が確認される事態となっています。


米国では、南部と西部の複数の州で、新型ウイルス対策のロックダウンが緩和された後に感染者が急増しています。


ブラジルでも同様に感染拡大が続いているようです。



阪大教授などのグループが、こんな調査をしています。



今年3月〜4月の期間に、日本、米国、英国、イタリア、中国5か国で各約400~500人を対象にインターネット経由で調査をしたそうです。


こんな質問をしています。

「感染する人は自業自得だと思うか」との質問に対して、「全く思わない」から「非常に思う」まで6段階の選択肢を用意しました。

結果をご覧ください。

感染する人は自業自得だと思うか?という質問。

「どちらかといえばそう思う」「やや――」「非常に――」の三つの答えのいずれかを選んだのは、米国1%、英国1.49%、イタリア2.51%、中国4.83%だったそうです。



民族性なのでしょうか?なんと日本は11.5%で最も高かったといいます。



逆に「全く思わない」と答えた人は、他の4か国は60~70%、それに対して日本は29.25%だったそうです。



調査にあたった教授は、その調査結果から「わが国の国民は、コロナに限らず、本来なら『被害者』のはずの人が過剰に責められる傾向が強く、例えば、通り魔被害に遭った女性が、『深夜に出歩くほうが悪い』などと責められることもある。こうした意識が、感染は本人の責任とみなす考えにつながっている可能性がある」と述べています。


確かに、いじめの被害を受けるのは、被害を受けた側にも否があるとか、泥酔した状態でレイブ被害を受けた被害者女性に対して、同様の指摘をする方もいますよね。



いじめ、相手にどんな理由があってもいじめて良いという理屈は通用しません。



いじめるのではなく、会話をすれば良いのですから。



少数派に対する多数派(自分とは無関係)の論理なのでしょうか?



今回、新型コロナウイルスの感染者数や死亡者数は、幸運にも海外と比較して極めて少ないですよね。



感染の危険が身近まで迫っているということが認識できていない状態なのかもしれません。



何時、何処で感染してもおかしくない状態です。



だからこそ手洗いや消毒、マスクの着用、そして、感染拡大を出来るだけ防ぐため密閉・密集・密接を避けるようにしているのですからね。


今こともありましたね、緊急事態宣言中に営業を継続しているパチンコ店や飲食店がありました。



パチンコ店には、朝から行列ができていましたよね。



その客にインタビューをしていましたが、自己責任だからとの回答に憤りを覚えて方が多かったようです。



多くの国民や企業が外出や営業活動を自粛している中で、不要と思われる行動をする極一部人たちのイメージが強く残っているから『自業自得』の回答が多かったのかもしれませんね。


最近では、新宿歌舞伎町のホストクラブでの集団感染が取り上げられていますね。



それも働かないと食べていけない、そんな理由があるのかもしれません。



今回の新型コロナウイルスの第1波の感染について、どのような行動をしたら正解だったのかは今後はっきりしてくるのでしょうが、どんなに気を付けていても感染をする可能性はあると思います。
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