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こんな「敬語」気になりませんか? [ちょっと気になること!]

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フリー画像からお借りしました

今日は、ちょっと気になる敬語を話題にしました。



私達が普段何気なく話している言葉、そう!変な敬語を使っている人が沢山いるようです。



私自身、きちんと使えているかというと自信がないんですけどね(^^)



さて、最近よく耳にするのが「させて頂く」という表現です。



何にでも「させていただきます」をつけている人がいるようです。



「させて頂く」はどんな時に使うのか、ちょっと調べてみました。



文化庁の「敬語の方針」によると「させていただく」は、自分が行うことに対して次の条件を満たすときに使うのが適切とされています。

1.相手側や第三者の許可を受けて行う場合

2.そのことで恩恵を自分が受けるという事実や気持ちがある場合



何だか難しそうですよね。



今までは、便利に使っていた方が多いと思います。



何にでも「させていただく」をつけることで、丁寧な敬語になると錯覚している人、居ますよね〜^^



その様な人を「させていただく症候群」と言うそうですよ!



先日、あるTV番組を見ていましたら「やらさせていただきます」を連発している方が居ました。



これが気になったので、今日の話題を選んでみました。



「させていただく」とは、使役の助動詞「させて」+「もらう」の謙譲語「いただく」が結合した謙譲語なんです。



間違えている訳ではないのですが、使い方を考えなくてはいけません。



マナラボさんの記事に分かりやすい例がありましたので紹介したいと思います


◎「させていただく」の正しい使い方をご覧ください。

〇許可を受けるとき
相手に許可を受けたとき、あるいは許可を受けたいときに「させていただく」と言うのは、正しい使い方です。

「例文」
喜んで出席させていただきます

体調が悪いので、早退させていただけますか

〇依頼を受けたとき
以下のように、式典などで依頼を受けた場合に使うケースも、許可を受けたとみなせるので適切です。

「例文」
本日の司会をさせていただきます

僭越ながら、ご挨拶をさせていただきます


◎「させていただく」の誤った使い方をご覧ください。

相手に迷惑をかけている場合はNGです。

許可を得ていない場合に、相手にとって迷惑な行為に対して「させていただきます」と言うのは不適切な表現です。

このようなケースでは、許可を求める表現を補足しましょう。

「例文」
× 仕事を辞めさせていただきます ⇒ 仕事を辞めさせていただきたく、お願いできますでしょうか

× 急用ができたので、早退させていただきます ⇒ 急用ができたので、早退させていただけますか


役職等を述べる場合に「させていただく」を使うのは、相手に許可を得る行為ではないため、不適切です。

「例文」
× 営業部長を務めさせていただいております ⇒ 営業部長を務めております

× 会計係を担当させていただいています ⇒ 会計係を担当しております


◎二重敬語に注意
「拝見する」などの謙譲の意味を持つ敬語動詞のあとに「させていただく」と言うのは、二重敬語となり、誤りです。

「例文」
× 拝見させていただきます  ⇒  拝見いたします

× 頂戴させていただきます  ⇒  頂戴いたします


◎「さ入り言葉」に注意
以下のような「さ入り言葉」は、文法的に誤りです。使わないように注意しましょう。
例文

× 休まさせていただきます  ⇒  休ませていただきます

× 読まさせていただきます  ⇒  読ませていただきます



ね!これでいくらかスッキリしませんか?(^^♪








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