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「つまらないものですが」は使わない方が良さそう? [ちょっと気になること!]

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フリー画像からお借りしました



古くからわが国では、相手を立て自分の行動を遜って表現する謙譲の意のこもった言葉を使うことが美徳とされてきました。



手土産やプレゼントを渡す際に「つまらないものですが」と一言添えることは、日本人の奥ゆかしさを表す古くから受け継がれた言葉ということです。



しかし、最近はあまり使わない傾向にあるようです。



そう言えば、愛する妻を「愚妻」と表現することもあります。



その様な表現は、外国人には理解できないかもしれません。



当然ですが、本当につまらないものを渡しているわけではありませんからね。



心を込めて、良い品を選んで贈っているはずです。



しかし、日本人は相手に対して「良い品です」とか「高価な品です」とは言えません。



また、「良い品」の基準は人それぞれですから、安易に「良い品です」とは言えませんよね。



私はそんな謙遜の意味を込めて、「つまらないものですが」という言葉を添える日本の文化が嫌いではありません。



「つまらないものですが」を使わない人が増えている理由は、次のようなことが考えられるようです。



欧米的な考え方をする人が増えてきた為なのか「そこまで謙遜する必要はない」という風潮が高まっているのでは。



更に「つまらないものですが」の真意が伝わりにくくなっているのだそうです。



「つまらないものを私に持ってくるなんて!」「つまらないものなら要らないのに!」と、そう思ってしまう人も稀にいるのだとか^^



日本の文化が理解できない日本人が増えているということなのでしょうか?



外国人に接する時と日本人同士とでは違って当たり前だと思うのですが、これも時代の流れなのかも知れませんね。



マイナビニュースさんの記事に「つまらないものですが」の言い換えと例文が載っていましたので紹介したいと思います。



それでは、「つまらないものですが」の別の表現について、例文を交えながらご紹介しましょう。

・「心ばかりですが、みなさまで召し上がっていただきたいと思いまして」

・「ほんの気持ちです。どうぞお納めくださいませ」

・「ささやかなものですが、みなさまでどうぞ」



言葉のニュアンスからして、いずれも大きなものや高価なものに用いる表現ではありませんね。ちょっとした手土産や、常識程度の祝儀などを渡す際に相応しい表現です。

・「こちら、うちの店の新作なんです。よろしければご笑納くださいませ」



「ご笑納」は、自社製品や自作の品などを相手に渡すときに使う言葉です。文字通り、笑って収めてもらえるような関係性にある相手に使うと良いでしょう。

そのほか、このような言葉を添えるのもおすすめです。

・日本酒がお好きだと伺いました。お口に合うと良いのですが」

・おいしいと評判の和菓子なので、ぜひみなさまでどうぞ」

・地元京都の銘菓です。お気に召していただけると嬉しいのですが」



「つまらないものですが」は、日本人ならではの気遣いが詰まった素敵な表現です。

しかしながら、時代の変化とともに不快に思う人が増えてきていることも事実です。

そう思う人がいる以上、使わない方が無難というのがビジネスの基本。

決して使ってはいけないフレーズではありませんが、相手や状況に合わせて言葉を選ぶよう心がけましょう。



なるほど!「使わない方が無難」確かにそうなのかもしれませんね。



何が正しいのか?ではなく、理解のできない人がいるのであれば、差しさわりのない言葉を選んだ方が良いのでしょう。



そう言えば、最近は面白い言葉を使う若者が増えていますよね^^



こんな感じ?^^



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