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平和記念式典・ガースーあいさつ読み飛ばし! [最近のニュースから]

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読売新聞さんの記事よりお借りしました

ガースーは首相どころか議員を辞めた方が良さそうですね。



コロナ対策では愚策、失策を繰り返しているガースーですが、今度は6日「原爆の日」に行われた平和記念式典に出席し、あろうことかあいさつを読み飛ばしをしてしまいました。


そのあいさつは「私の総理就任から間もなく開催された国連総会の場で『ヒロシマ、ナガサキが繰り返されてはならない。この決意を胸に、日本は非核三原則を堅持しつつ、核兵器のない……』」と読み上げた後、国連で発言した誓いの言葉の後段部分などを読み飛ばし、世界情勢に関する「核軍縮の進め方をめぐっては、各国の立場に隔たりがあります」という言葉へつなげたため、意味が通らなくなってしまいました。


読み飛ばした文章には、「我が国は、核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国」との位置づけや、「核兵器のない世界の実現に向けた努力を着実に積み重ねていくことが重要」などの呼び掛けが含まれていました。


またガースーはあいさつの冒頭で、式典の名称を「原発」と読み間違え、すぐに「原爆」と言い直す場面もありました。


官邸は、本来予定していたあいさつ全文を官邸ホームページに掲載するとしています。



首相官邸ホームページを覗いてみました。



本当はこういうご挨拶をしたかったようです^^



以下は官邸ホームページより抜粋しました。

『本日、被爆76周年の広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式が執り行われるに当たり、原子爆弾の犠牲となられた数多くの方々の御霊(みたま)に対し、謹んで、哀悼の誠を捧(ささ)げます。
 そして、今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々に、心からお見舞いを申し上げます。
 世界は今も新型コロナウイルス感染症という試練に直面し、この試練に打ち勝つための奮闘が続いております。
 我が国においても、全国的な感染拡大が続いておりますが、何としても、この感染症を克服し、一日も早く安心とにぎわいのある日常を取り戻せるよう、全力を尽くしてまいります。
 今から76年前、一発の原子爆弾の投下によって、十数万とも言われる貴い命が奪われ、広島は一瞬にして焦土と化しました。
 しかし、その後の市民の皆様のたゆみない御努力により、廃墟から見事に復興を遂げた広島の美しい街を前にした時、現在の試練を乗り越える決意を新たにするとともに、改めて平和の尊さに思いを致しています。
 広島及び長崎への原爆投下から75年を迎えた昨年、私の総理就任から間もなく開催された国連総会の場で、「ヒロシマ、ナガサキが繰り返されてはならない。この決意を胸に、日本は非核三原則を堅持しつつ、核兵器のない世界の実現に向けて力を尽くします。」と世界に発信しました。我が国は、核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国であり、「核兵器のない世界」の実現に向けた努力を着実に積み重ねていくことが重要です。
 近年の国際的な安全保障環境は厳しく、核軍縮の進め方をめぐっては、各国の立場に隔たりがあります。このような状況の下で核軍縮を進めていくためには、様々な立場の国々の間を橋渡ししながら、現実的な取組を粘り強く進めていく必要があります。
 特に、国際的な核軍縮・不拡散体制の礎石である核兵器不拡散条約(NPT)体制の維持・強化が必要です。日本政府としては、次回NPT運用検討会議において意義ある成果を収めるべく、各国が共に取り組むことのできる共通の基盤となり得る具体的措置を見出す努力を、核軍縮に関する「賢人会議」の議論等の成果も活用しながら、引き続き粘り強く続けてまいります。
 被爆の実相に関する正確な認識を持つことは、核軍縮に向けたあらゆる取組のスタートです。我が国は、被爆者の方々を始めとして、核兵器のない世界の実現を願う多くの方々とともに、核兵器使用の非人道性に対する正確な認識を継承し、被爆の実相を伝える取組を引き続き積極的に行ってまいります。
 被爆者の方々に対しましては、保健、医療、福祉にわたる支援の必要性をしっかりと受け止め、高齢化が進む被爆者の方々に寄り添いながら、今後とも、総合的な援護施策を推進してまいります。
 先月14日に判決が行われました、いわゆる「黒い雨」訴訟につきましては、私自身、熟慮に熟慮を重ね、被爆者援護法の理念に立ち返って、上告を行わないことといたしました。84名の原告の皆様には、本日までに、手帳交付の手続きは完了しており、また、原告の皆様と同じような事情にあった方々についても、救済できるよう早急に検討を進めてまいります。
 今や、国際平和文化都市として、見事に発展を遂げられた、ここ広島市において、核兵器のない世界と恒久平和の実現に向けて力を尽くすことをお誓い申し上げます。原子爆弾の犠牲となられた方々の御冥福と、御遺族、被爆者の皆様、並びに、参列者、広島市民の皆様の御平安を祈念いたしまして、私の挨拶といたします。』

令和3年8月6日 内閣総理大臣・菅義偉



今後は、誰かに書いてもらった原稿を読むのは止めた方が良さそうです、



ガースーはお疲れなのでしょう。



今の地位は、あまりにも彼にとって荷が重すぎるんだと思います、多分!



親玉のABみたいに、ぜ~ん投げ出して無責任に逃げ出したい気分ではないでしょうか。



毎日新聞さんの記事の一部を抜粋しました。
『被爆者7団体の一つ、広島被爆者団体連絡会議事務局長の田中聡司さん(77)は「不勉強かつ不誠実。菅首相の基本的な姿勢が表れたのだと思う」と批判した。式典後にあった「被爆者代表から要望を聞く会」にも出席した田中さんは、核兵器禁止条約への参加に関する回答にも「正面から向き合って答えようという気持ちが感じられなかった」といい、「間違いや失敗は誰にでもあるが、あいさつはスローガンを並べているだけのように感じた。一生懸命考えて話そうという意識が抜けているのではないか」と指摘した。』


ガースーは原爆によって命を奪われたり健康被害を受けて今でも苦しんでいる戦争被害者の方々のことを、政治家になる前も今も真剣に考えたことはないと思います。
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