「盛り塩」って何のためにするもの? [ちょっと気になること!]
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飲食店の出入り口やお部屋に「塩」が置いてあることがありますよね。
その塩を「盛り塩」言うのですが、どうして「盛り塩」をするのでしょう?
ちょっと調べてみました^^
一般家庭の玄関先などにも、塩が盛られているのを見かけたこともあります。
私たちがお塩を使うのは調理をする時か、お葬式から帰って来た時に家に入る前にお浄めをする時ぐらいではないでしょうか。
あっ、お相撲さんの土俵入りの時もお塩を使っていますね^^
玄関先や部屋の端などにお塩を三角の状態に盛って置いておく盛り塩は、日本でも古くから厄除けや魔除けの風習として現在でも行われていたそうです。
歴史をさかのぼると諸説があるようですが、中国の古い故事から始まったとされていますが、日本でも奈良や平安時代には伝わっていて、家の戸口に盛り塩をしていた歴史があります。
今日では、厄除けや魔除けといった悪い気を家に入れないようにして、良い気を得るといった意味で置かれていることが一般的のようです。
しかし、昔はお塩は非常に貴重なもので神聖であると思われていましたので、神具として神棚に置かれたり敷地内に盛り塩をしたりすることで大地や家の住人にパワーを得ることができると考えられていたのです。
そして昔は、病や争いごとなどで多くの人が命を落としていました。
神聖な塩で不幸なことが続かないように、災いや穢れを清める意味で盛り塩が利用されることもあったのです。
現代でも盛り塩によって災いや穢れから身を守る意味で使われることもあるようですね。
因みに、盛り塩を置くとよいとされている場所は、家の中心から見て東西南北の4方向と、そして表鬼門と裏鬼門が基本です。
表鬼門は方角的には北北東、裏鬼門は南南西だそうです。
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しかし、最初は難しいことは抜きにして、盛り塩をして効果が期待できる場所として以下のような場所で盛り塩をしてみては如何でしょうか^^
人の出入りが多い玄関に必ず一つは盛り塩を置いておいたほうが良いでしょう。
盛り塩を置くことで外からの邪気を入り口で払うことができ、良い気を家の中にとどめることができるということです!
よろしかったら、来年から盛り塩を試してみませんか^^
良いことあるかも?
2020-12-09 00:00
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