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野菜安すぎ、生産者「利益出ない」と悲鳴! [最近のニュースから]

私は週に1~2回ですがお買いもの行く係りをしています。



最近はお野菜が安くなっているようです。



でも、私の行っているスーパーではそんな極端な安値とは感じないのですけどね。



日曜日に行った時には、白菜1つ150円、半分98円、レタス1玉98円、そんなもんでした。



新宿区の青果店では今月上旬、レタスが1玉58円、ハクサイが1個138円で売られていたそうです。



いずれも平年より4割以上安い価格といいますから大分安いんですね。



少し前までは野菜が高値でしたから、この時期に野菜が安くなることは有り難いことです。



野菜の安値は、最近は天候に恵まれたことや生育が順調だったことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大により外食需要が低迷していることが背景にあるようです。


消費者の家計にとっては朗報ですが、生産者のみなさんは頭を抱えているんです。



東京・大田市場によると、11月20~26日のレタスの卸売価格(中心価格帯)は前年同期比で61%下落したそうです。


ハクサイ58%減で、キャベツ35%減、大根が16%減と価格が軒並み下がっていました。



そんな状態ですから、産地からは悲鳴があがっているようなんです。



何年前なのかは忘れてしまいましたが、畑にある収穫前の白菜やレタスを機械で破砕して土の混ぜていた光景を思い出しました。


不作も困りますが豊作も困る、何だか贅沢な話なのですが冷凍やフリーズ ドライ化するなどで保存することで市場への安定供給が出来ないのでしょうか?


廃棄処分だけは避けて頂きたいと思っています。



しかし、国産の鶏肉や豚肉は高値のようなんです。



農水省によりますと、11月の鶏肉(もも)の卸値(東京地区)は1キロ・グラムあたり654円で、前年同月と比べて約12%高、豚肉の卸値(東京市場)も531円で16%高となっていたそうです。


鶏肉は例年、需要が減る夏場に冷凍して、冬用の在庫に回しているのだそうですが、今年はコロナ禍で夏場でも家庭用の売れ行きが堅調だったこともあり、「すでに在庫が少ない」(食肉卸)ことも、高止まりの要因では、とういうことです。


TVのニュースは新型コロナウイルスの感染急拡大の話題が多く、忘れてはいけないのが国内では高病原性の鳥インフルエンザも猛威を振るっているということです。


今のところ影響は限定的のようですが、今後出荷が滞れば価格がさらに上昇するかもしれませんよね。



農林水産省は12月3日、宮崎県都城市で今シーズン国内15例目となる高病原性鳥インフルエンザを確認したと発表しています。
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