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飲食店の格安「生ビール」の原価ご存じですか?^^; [気になる情報]

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フリー画像からお借りしました

会社帰りに同僚といっぱい!そんな憩いの一時も当分の間お預けの様ですね。



今は、新型コロナウイルスの感染が拡大している時なので、私達国民は心して行動をしなければなりません。



政府は、大規模なイベントは中止、自粛する様に要請を出しましたが、あまりにも遅すぎた対応ですね。



自分(国)の尻に火がついても、まだ気が付かないのですから、政府として機能していない状態です。



厚労省のえら~い方々は、危機管理能力が欠如している無能な集団ということが分かりました。



学校ではお勉強ができたのでしょうが、実社会では使い物にならないようです。



心配なのは、いまだに検査の体制が確立されていないことから、わが国の実際の感染者数は韓国よりも遥かに多いかも知れないということです。


市中感染が始まっているのですから、私たちは自分の周囲に保菌者がいると思って万全の対策をしましょう。



万が一にも自らが感染源となり、他人にウイルスをうつすことのないように!



もしものことがあったら、ごめんなさいでは済まないのですから。



今が大切!正念場ということなんですよね。



TVのニュースを観ていますと、こんな状況なのにイベント会場に集まってくる方々が多いことに驚いています。



あっ!いきなり今日の話題からそれてしまいました^^



怒ってばかりではいけませんよね~^^



さて、今日は激安価格のアルコール類を提供して、お店に利益が出るのか?そんな疑問を解消してみたいと思います。


たま〜に、繁華街を歩いていますと「生ビール190円」とか「ハイボール190円」といった看板を目にしませんか。


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そんな看板を見かけると、なぜそんなに安く売りことができるんだろう?って思いますよね。



私は、同僚連れて行ってもらったお店もアルコール類が格安の値段設定でした。



確か、ハイボールに使われているウイスキーはサントリーオールドだったと思います。



ハイボールも生ビールも200円もしなかったと思います。



同僚が店員さんに、紛い物じゃないの?なんて聞いていました。



酔っ払っていますから、サントリーレッドもオールドも違いなんて分からないと思うのですが^^;



先日、その疑問を解決してくれた記事に出会いました。



とでも分かりやすく、面白いと思いましたので、その記事を引用させて頂きました。



生ビール樽の仕入価格は、店舗での使用量、店舗数、仕入れるメーカーなどによって取引条件がかなり異なるそうですが、大体平均すると20リットルサイズで9000~1万円程度になると云います。


では、その樽からジョッキ何杯のビールがとれるのでしょう?



名前ビールを格安で提供しているお店では、360ミリリットルジョッキがよく使われているそうです。



「中ジョッキ」360ミリリットルジョッキに入るビールの量を、約340ミリリットルとしてみます。



20リットルの樽で考えてみましょう。



大雑把な計算ですが、1樽で約58杯とれる計算となりますよね。



20リットル樽の仕入価格が9500円だとすると、生ビール中ジョッキの1杯原価は163円となるので赤字にはならないのです。


しかし、原価163円の生ビールを190円で販売すると利益は27円ですよね。



原価率をみてみますと、85%を超えますから、生ビールの販売だけは利益にはならないようです。



ちなみに、一般的な居酒屋の原価率は30%~33%ということです。



薄利多売と考えるには、あまりにも利益が薄いように思えますね。



店舗を構えて商売をする場合、お客様を呼び込まなくてはいけませよね。



そうです! 集客する為にはお金が掛かるんです。



店員さんが路上でお客様を捕まえようと声がけをしていることもありますね。



集客の為の広告費は、店舗によって違いますが、概ね月額固定で2万5000円程度だそうです。



競合する同業の店舗が多い繁華街の店では10万円前後なんて所も少なくないといいます。



多くの方が重宝に使っているグルメサイトを使ったネット予約の利用も増えています。



ネット予約については、店舗側は月額固定の宣伝費とは別に、予約1人当たり200円程度の手数料が発生するそうですから、集客に必要な費用は馬鹿になりませんよね。


実際に、グルメサイトを利用して集客を行っているお店の月間コストを試算するとこうなるそうです。

(1)グルメサイトから来店したお客様(ネット予約以外)

月額固定グルメサイト掲載費が5万円で、150人のお客様が来店された場合、お客様1人当たりの獲得単価は5万円÷150人で330円程度です。

(2)グルメサイトのネット予約から獲得したお客様

グルメサイト経由の送客手数料200円で、100人のお客様が来店された場合にかかる月額送客手数料合計は2万円となります。

AとBを合計すると、グルメサイト広告宣伝費合計7万円÷グルメサイト経由来店客数250人=1人獲得単価280円となります。

だからか!っ思ったのは、生ビールを190円や290円といった激安価格で販売する居酒屋の多くは、グルメサイトなどに広告宣伝費をかけていないケースが多いということなんです。

生ビールを激安で提供しているお店は、グルメサイトを利用して集客するよりも利益率が高いと判断しているんですね。


グルメサイトを利用しないので、宣伝広告費は0円ということになります。



先に説明した生ビールの原価率を思い出して下さい。



1杯の原価が163円の生ビールを190円で提供した場合の原価率は85%でしたよね。



そして、通常の居酒屋さんの原価率は30%~33%以内に抑えないと利益が出ないということでした。



さて、これでは商売にはなりませんね。



しかし、その問題を解決する方法があるそうです!



私の読んだ記事には、その方法を「原価ミックス」と書いてありました。



「原価ミックス」とは?分かりやすく説明されていました。



では、居酒屋に飲みに行ったつもりで(^^ゞ

○お通し300円×1皿=300円(原価60円、原価率20%)

○生ビール190円×1杯=190円(原価163円、原価率85.8%)

○ハイボール290円×1杯=290円(原価60円、原価率20.7%)

○おつまみ490円×3皿=1470円(原価441円、原価率30%)

会計合計2250円、原価合計724円、原価率32.2%



ね〜!生ビールを原価率85%の190円で販売しても、会計合計の原価率はしっかりと32.3%にまで抑えられていました。


売上をトータルで考えることで、強烈な集客手段『生ビール"190円』作戦が成り立つことになります!



もし、グルメサイト広告を行った場合のお店側の原価をみてみましょう。

○広告宣伝費(原価280円)

○お通し300円×1皿=300円(原価60円、原価率20%)

○生ビール190円×1杯=190円(原価163円、原価率85.8%)

○ハイボール290円×1杯=290円(原価60円、原価率20.7%)

○おつまみ490円×3皿=1,470円(原価441円、原価率30%

会計合計2250円、原価合計1004円、原価率44.6%



如何ですか? 大幅な原価率アップで利益が減少するのです。



これは面白いですよね!



飲み物で、原価率の低いハイボールなどを注文してもらえれば、更に利益率が上がることになるんですね。
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