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日本の水際対策ザル同然! [最近のニュースから]

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フリー画像からお借りしました

国内でも、新型コロナウイルスの感染が広がっています。



今日、TVのニュース番組を観ていましたら各国の感染者数が示されていました。



気になったのは、中国の周辺の国々の感染状況でした。



特に知りたかったのは、北朝鮮やロシアでは感染者がどの位いるのか?



日本経済新聞さん「コロナウイルス感染 世界マップ」を見たところ、この様な状況だということが分かりました。


2/15現在の感染者数です。



中国66492人 香港56人 マカオ10人 シンガポール58人 ロシア2人 韓国28人 ベトナム16人 タイ33人 マレーシア19人 そして日本41+218(クルーズ船)


案の定、北朝鮮の状況は不明のようです。



この数字をご覧になってどう感じますか?



中国と国境を接しているロシアの感染者数が2人、その2人も中国籍だということです。



中国とロシアは、軍事面でも経済面でも密接な関係にあり人の移動も多いでしょう。



どうして、ロシアでは極端に感染者が少ないのでしょう?



調べてみました!



ロシアでは、1月31日に2人の感染が確認されてから、新たな感染者は一人も出ていません。



ロシアは中国と約4200キロにわたって国境を接しているため、人や物の往来がとても活発なのです。



ロシアは、中国と非常に近しい関係にありながらも、中国人の入国制限や陸路国境の閉鎖など厳しい措置を取っていたそうです。


中国からの退避は軍用機で行われ、2週間の隔離に同意するという条件で、第1便で80人、第2便で64人が脱出したそうです。
 

避難者が向かったのはチュメニという西シベリアの町でした。



隔離施設はチュメニ市の中心部から30キロほど離れた村にある、以前は結核患者の隔離に使われていた建物でした。


一般市民と避難者が接触しないという点で最適な施設と考えたようです。



お読みいただいて如何でしたか?



わが国との違いはどこにあるのでしょう!



先ず、早期に中国全土からの入国制限を決断したこと、そして避難者の隔離を一定期間行うことを条件として帰国を認めたこと、そして隔離施設の選定が正しかったことですね。


少なくとも、「やむを得ない事情」などとして帰宅するよう人は誰もいなかったのです。



非常期待という認識がなさ過ぎると思っています!



生命に関わること、想定外でしたなんて云ってほしくないですね。
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