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シュウマイ弁当は何処に? [最近のニュースから]

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Carnival Japan, Incさんのホームページよりお借りしました

横浜市の大黒ふ頭に接岸しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内では新型コロナウイルスの感染が広がっています。


船内に隔離されている方々、精神面のケアーも必要ですね。



やっと、高齢者の方や窓のない船室に居る方は、下船が認められ政府の手配した施設に移る事ができるようです。


乗客や乗員が騒ぎ始めて、やっと腰を上げたようです。



専門家が沢山いると思うのですが、これも後手後手の対応ですよね。



船内にいる方々の年齢層や船室の状況は予め分かるはずです。



何でもかんでも、一定期間隔離しちゃえば良いんだ!そんな単純な考え方しか出来ないのでしょう。



ある意味被害者なのですから、もっと配慮があっても良いのではないでしょうか。



昨日は、勝浦ホテル三日月を話題にしましたが、地元の地域住民の方々からは思いやりの気持ちが伝わってきました。


「ダイヤモンド・プリンセス」ではこんなお粗末な事があったそうです。



22日に横浜市の崎陽軒さんが「シウマイ弁当」4000食を寄付したそうなんです。




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その善意のお弁当は誰の口にも入らなかったそうです。



以下は日刊スポーツさんの記事を抜粋しました。

崎陽軒によると「不自由な状況の乗客、頑張っているスタッフを励ましたい。協力したい」という思いから、最初は横浜市港湾局に相談したという。ただ、通関の関係から、港湾局と船との間で荷物の積み込みなどを調整する代理店があり、当該代理店との交渉の結果、12日の昼食向けに提供することになったという。

代理店と調整した結果、納品時間は午前10時、提供するシウマイ弁当の数は乗客、乗員分3800食、支援活動をする医療スタッフ、自衛隊分200食の合わせて4000食と決まった。崎陽軒は配送車で大黒ふ頭に午前10時前には到着し、接岸する船にシウマイ弁当を納品と、決められたとおりに行動。同11時までには船への搬入も済ませたという。

船内では1日3食の中に米のメニューは出されていたが、3日に横浜・大黒ふ頭に入るまでは、日本で主に食されるジャポニカ米の提供は少なく、東南アジアなどで食されるインディカ米のメニューが多かったという。そのため、日本米を欲する乗客も少なくなかった。ある乗客は、12日午後にシウマイ弁当が寄付されたと知り「あんなに、おいしい弁当はない。早く食べたい」と心待ちにした。ただ、同日の昼食、夕食は通常通りの船側が用意したメニューで、加えて支援企業が寄付した飲料、カップラーメンなどが提供されたという。複数の乗客は、ツイッターで「まだ届いていない」「シウマイ弁当は、どこに消えた?」「せめて(船内で支援活動をする)自衛隊やスタッフの方々に届いていれば」などと発信した。

一部の乗客は12日夜に「明日の朝か、昼にでも出るのかな?」と期待を寄せていたが、12日に寄付されたシウマイ弁当の消費期限は同日午後4時だったため、消費期限を過ぎての提供は困難だ。シウマイ弁当は1食860円(税込み)で、提供された4000食は344万円相当だった。

崎陽軒の担当者は、取材に「搬入後の状況につきましては現状、分かりかねます」と困惑気味に話した。



如何でしょうか。



何処に問題があったのでしょうね?



船への搬入も済んでいたのに、船側の担当者は「差し入れがあったことは全く伝わってこなかった」というのです。


そんなこと信じられますか?



現場の指揮系統に問題があるとしか思えないんです。



人が足りない?物が足りない?



本当に、乗員乗客の皆さんや現場で頑張っている自衛隊員、医療関係者、厚労省の職員、そして崎陽軒さんには申し訳ないですよね。


世界中の人がわが国を見ていることを忘れてはいけませんね。



危機管理能力の欠如した政府、日本は駄目な国だな〜!って思われたら恥ずかしいですよ。
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