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熊本・あの地震から4年 [最近のニュースから]

新型コロナウイルスが全国で猛威を振るっています。



政府の対応の遅さから既に医療崩壊が始まっている、そんな話もあるようです。



今はそんな非常時なのですが、忘れてはいけないこともあります。



今日はその話題を取り上げてみました。



2016年4月に起きた熊本地震から昨日で4年を迎えています。



熊本県は、観測史上初めて最大震度7の激震に2度襲われ、震災関連死を含む275人が犠牲になりました。



あれから、もう4年も経つんですよね!



当時、TVに映し出された熊本城は瓦や石垣などが崩れ、現在も復旧工事が進められています。







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出典:「文化遺産の世界」





更に、仮設住宅からの転居が進んでいますが、未だに1296戸3122人(3月末)が仮設住宅での生活を強いられています。


確かに、住まい確保が困難な被災者の災害公営住宅(復興住宅)の建設も進んでいるようです。



しかし、建築業者の慢性的な不足していたことに加え、今回の新型コロナウイルスの影響で、設備機材の調達遅れなどで住宅建築に時間がかかっているそうです。


建設業者の慢性的な不足とは、各地にある被災地の状況を無視した大規模な工事が始まったからなのでしょうね。


残念なねは、熊本地震の被災者向けの災害公営住宅(復興住宅)で、1人暮らしの50代の女性がお亡くなりになっていたことが分かりました。


女性は、仮設住宅から再建先として入居していました。



県によりますと、仮設住宅など仮住まい先での孤独死が2017年4月以降、計33人(公営住宅、特定優良賃貸住宅各1人を含む)もいるそうです。


わが国は災害の多い国ですからね。



政府が一番に考えなくてはいけないことは、経済ではなく国民の生命です。



政治家や役人には、私たち国民が納税者であることを忘れてほしくはありません。
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