SSブログ

今日3月21日は「国際人種差別撤廃デー」^^ [ちょっと気になること!]

世の中には様々な差別が存在しています。


「国際女性デー」3月8日の女性差別の記事にも書いたのですが、解決しなければならない世の中の問題のひとつとして、偏見や不平等がありますね。

ジェンダー(gender)とは、生物学的な性別(sex)に対して、社会的・文化的につくられる性別のことを指します。

差別の中には肌、目、頭髪の色や言葉、宗教などに関するものもあります。


そう人種差別ですよね。


今日3月21日は「国際人種差別撤廃デー」なんですよ。


この国際人種差別撤廃デーは、1966年の国連総会で制定された記念日です。


1960年3月21日、南アフリカのシャープビルで、人種隔離政策(アパルトヘイト)に反対するデモ行進に対して警官隊が発砲し69人が死亡した(シャープビル虐殺事件)がおこりました。

この事件が、国連が人種差別に取り組む契機となったことから、人種差別撤廃のための記念日とされたということです。

女性差別も人種差別も私たちの社会に根深く浸透している問題ですよね。


幼いことからの、誤った教育や習慣によるものが多いのではないかと思っています。


実は最近のニュースで、怒りを通り越して悲しくなってしまった出来事がありました。


現在、ロシアによって行われているウクライナへの侵略行為に関連しています。


ウクライナからの多くの避難民が、隣国へ助けを求めて移動していた時のことです。


国連難民高等弁務官事務所(UNFCR)に発表によりますと、2022年2月24日にロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、66万人以上の人々がウクライナを脱出しています。

その中には、ウクライナにて高等教育や医療教育を受けるために留学していた数千人の学生が含まれています。

留学生がハリコフ市街への爆撃に巻き込まれ死亡しているそうです。


こうした状況の中、ウクライナの西側国境を目指す人々が増えるにつれ、ソーシャルメディア上に投稿される国境検問所の関係者による人種差別的な対応の報告数も激増しているということです。

検問所では、誰に国境をまたぐ権利を与えるかを決めるため、訪れた人々を人種により区別しており、あるTwitterユーザーの投稿では、ウクライナ人の避難民を他の難民に優先して避難させるためだというのです。

しかしソーシャルメディア上には、アフリカ系の人々がウクライナ国内の列車の駅でホームに取り残されている様子や、発射寸前の列車に乗車を拒否されている様子、アフリカ系とインド系の留学生らがポーランドとの国境にて銃で脅されたり、殴られたりしている様子などを収めた映像が多く投稿されているようです。

中には、乳幼児を腕に抱えた黒人女性が、ポーランドとの国境でシェルター内への避難を拒否され、大勢の黒人たちと路上に取り残されている様子まで。

ナイジェリアからの留学生はBBCの取材に対して「あなたが黒人なら、歩くしかない」と国境職員に告げられたと語っています。

彼女はハンガリーへの脱出に成功したが「もしあなたの肌が暗い色ならば、あなたは不利な状況にある」と述べたとも。

人種によって命の価値が違うとでも言うのでしょうか?


そんなことがあって良いはずがありませんよね。


そこで、自分自身の考え方や言動について振り返りをしてみたんです。


改めるべきところがあること、気が付いてしまいました^^


自分でも気が付かないうちに心の底にある差別意識、時間はかかると思いますが、しっかり見つめ、それを書き出してみようかな、そんなことを思っています。

いざという時に誤った判断をしない為に、後悔はしたくないですからね^^
nice!(96) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。