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お酒は「百薬の長」って本当なの?^^ [ちょっと気になること!]





昔から酒は百薬の長」と云われてきましたが、私はついつい飲みすぎてしまいます。






グルテンフリーのビール.jpg
フリー画像からお借りしました





半年以上お酒を飲まない時もあるのですが、お盆やお正月の時期になるとガンガン飲んじゃうんですよね~^^



会社の同僚に云わせると、まだまだ少ない方なのだそうですが?



いずれにしても、毎日晩酌をしている人に比べれば健康的だろう、そう思っていたんです。



しかし、健康体を維持するということは、そんなに甘くないようなんです。



先月の夕刊フジさん掲載の記事によると、2018年8月に、世界で最も権威のある医学雑誌の一つである『ランセット』に掲載された論文を紹介していました


その論文には、世界195カ国で実施された592の研究を統合して、アルコールの影響を総合的に評価したものでした。


調査結果によると「健康損失を最小限に抑える消費レベルは、ゼロ」なのだそうです。



ちょっとショックだと思いませんか?



適量ならば健康に良い!というのは間違えだったようです。



その調査結果には、病気にかかるリスクだけではなく、飲み過ぎにより酩酊して転倒するなどのケガのリスクも含まれているそうです。


同誌では、横浜市立大学附属市民総合医療センター・ペインクリニック診療教授の北原雅樹医師に取材をしています。


北原医師は、「全く飲むな、とは言いませんが、まずは睡眠に影響を及ぼさないような飲み方をしてほしい」。



更に、痛みが慢性化した患者を日々診察する中で、飲酒が痛みや体調不良に大いに関係していることを実感している。


どんな痛みであれ、それを感じずにすむ、あるいは痛みの元になっている筋肉のコリなどを緩める時間が、睡眠だ。


よい睡眠がとれれば、それだけで長年の痛みが劇的に取れた例はいくつもある。



しかし、アルコールは睡眠の質を著しく下げる。入眠はしやすくなるものの中途覚醒や早朝覚醒が多くなる。舌の筋肉が弛緩(しかん)していびきをかきやすくなり、夜中に呼吸が止まって、睡眠時無呼吸症候群を招く可能性もある。心不全や脳卒中、糖尿病など、さまざまな生活習慣病をもたらす病気だ。



睡眠に影響しないお酒の飲み方は、就寝時までに肝臓で代謝できる酒量と時間を計算し、それまでに飲み終えることだ。


例えば、アルコール度数4%の500ミリリットルのビールの含有アルコール量は20グラム。



これを代謝するためには2時間かかる。12時に就寝しようと思った10時までには飲み終えないといけない計算だ。


「推奨される飲酒方法は、アルコール10グラムを1単位とし、週に7単位までにして、休肝日を2~3日設けることです。


なぜアルコール10グラムが1単位なのかというと、健康な成人が1時間に代謝できるアルコール量が10グラムだからです」


適量であれば、血の巡りをよくするなどで体によい影響をもたらす可能性はあるそうです。



でも、脳神経にとっては、適切な量であっても毒となる場合があります。



アルコールは足先や手先がしびれたりする末梢神経障害をもたらしたり、中枢神経が障害して認知機能に問題を起こす可能性があるのだとも。


更には、男性ホルモン(テストステロン)の分泌量を減らす作用もあるため性欲が減退することもあります。
テストステロン減少のデメリットは他にもあり、閉経後女性に増加する骨粗しょう症になりやすくなったり、筋肉量が減少したり意欲の低下などを引き起こす可能性もあります。



飲酒のリスクはそれだけではありませんでした。



驚いたのは、適切な量の飲酒であっても、体が健康な認知症患者を増やす可能性があるということです。



どう思いますか?



煙草と違いお酒がもたらす効果は、人間関係を円滑に運ぶなんてこともありますしね~!^^



それにしても、適切な量の飲酒であっても認知症のリスクが上がるということは、少々驚いてしまいました。



その論文の結果を知っても、今後はお酒を一滴ものまない!という気持ちにはなれませんでした^^







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