SSブログ

震災後の造成地で水害発生、これも想定外か? [最近のニュースから]





今日は全国に甚大な被害をもたらした台風19号の被害について取り上げてみたいと思います。



総務省消防庁によりますと、台風19号の影響で、全国で8万5983棟の住宅が水につかったり全半壊したりする被害を受けているようです。


東北の宮城県石巻市では、豪雨による住宅の浸水被害が約1万棟(床上321棟、床下9216棟)に上っています。



東日本大震災後に造成した同市のさくら町では8割近い住宅が浸水していたということです。



同市によると、さくら町は震災復興に伴う土地区画整理事業が行われました。



水田を造成し2017年1月に換地処分を終えています。



住宅は462棟で、このうち現在分っているだけでも369棟(79.9%)が床下浸水以上の被害に遭ったということです。


2011年の東日本大震災の津波で被災し、15年に新居を構えた方会社員の男性(57)は床上浸水の被害に遭ったそうです。


今回の被害で修繕費は数百万円を見込んでいます。



当然でしょうが、新居のローンも残っている状態です。



市の都市計画課では、案の定「想定外」の雨量だった為・・・と話しているそうです。



東日本大震災の津波を経験して宅造された土地、誰もが安心して家を建てたのでしょう。



15年に新居を構えた57歳の男性、今回の水害でリホーム費用が数百万円も工面しなければなりません。



さて、私たちは何を信じて家を建てたら良いのでしょうね。



行政は、多額の税金を投じて宅造はしますが、後は自己責任でど~ぞ!っていうのでしょうね。


大きな災害が起これば想定外!東日本大震災などの天変地異を嫌というほど経験しているのですから、想定外という言葉は聞きたくないです。


そんな風に感じているのは私だけでしょうか?







スポンサードリンク




nice!(180) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。