やせている高齢者ほど、認知症になりやすい? [気になる情報]
わが国は高齢者社会と云われていますが、海外ではどうなのでしょうね?
調べてみましたら、発展途上国と比べて先進国の方が高齢化率は高い傾向が見られるそうです、
高齢化率が高い国は、スウェーデン、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ合衆国などが挙げられ、わが国はこれらのどの国よりも高齢化率は高いといいます。
既に高齢化社会ではなく、2007年から超高齢社会に突入していたそうです。
65歳以上の人口が、全人口に対して7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と呼ばれます。
さて、長生きするということは良い事ですよね。
そんこと、当たり前のことです!
しかし、元気で生活ができるのであれば良いのですが、病気になってしまう方も沢山いらっしゃいます。
今、問題となっているのが認知症なんですよね。
WEB女性自身さんに気になる記事がありましたので紹介したいと思います。
今年7月に、山梨大学のほか40の大学・研究機関が参加する「日本老年学的評価研究機構」(東京・台東区)が実施した研究発表がありました。
その研究は、愛知県に住む65歳以上の高齢者3,696人を対象に、2010年から約6年間追跡調査をしたそうです。
3,696人のうち338人が認知症を発症したそうですが、発症率は太っている人のほうが低かったという結果でした。
既に、糖尿病は認知症のリスクを高めているということは分っていましたが、今回の調査で、肥満度を表す体格指数のBMI(体重を身長の2乗で割った数値)が18.5未満のやせ型の高齢者ほど、認知症にかかるリスクが高いということがわかりました。
フリー画像からお借りしました
そんな話を聞くと、やせ形の方は不安になってしまいますよね。
WEB女性自身さんの記事によると、
先ず、血液中の成分に注目することが大切なのだそうです。
チェックするべき数値は主に、「赤血球数」「コレステロール」「アルブミン」の3つです。
やせて低栄養の状態になると、血液検査でこれらの数値が減ってきます。
認知機能の低下だけでなく、免疫力の低下や骨折のリスクが高まることにつながるので注意が必要なのだそうです、
コレステロールは体内に170グラムほどあり、その4分の1は脳に存在し、不足すると認知症の原因となります。
アルブミンは、血液の量をコントロールして体の放熱を調節しますが、その他にも体の酸化や炎症を抑え、栄養や有効成分を体内組織に運ぶといった働きがあるそうです。
粗食によって低栄養の状態になると、これらの機能が低下して病気につながりやすくなるということです。
そこで、自分がやせているという自覚症状のある人は、これらの数値に加え、次のチェックリストにあてはまっていないかチェックしてみてください。
該当する項目が多いほど、“危ないやせ型”にあると言えるのだそうです。
□標準体重を下回っている
□貧血気味で、立ちくらみをすることがある
□毎日の食事はおかずよりごはんが多め
□魚は食べるが、肉類をあまり食べない
□血液検査で赤血球、アルブミン、HDLコレステロール値が基準値よりも下回っている
□体を動かすことが苦手、嫌い
□筋トレにはこれまで取り組んだことがない
□あまり社交的ではなく家で過ごすことが多い
如何でしたか?
もしかしたら、と不安を感じた方は以下のことに気を付けた方がよさそうです。
体の機能を衰えさせないためには、食生活を見直すことが肝心!
基本は3食しっかり食べることです。
朝ごはんを抜くなど欠食は絶対に避けましょうね。
また、ごはんなどの糖質だけを取ると筋肉がつかずに脂肪だけ増えてしまうので改善をしてください。
肉や魚、卵などから動物性タンパク質をしっかり取ることが大切です。
そして、特にシニアは魚に偏りがちですが、お肉も積極的に食べるようにしましょう!
そういえば、黒柳哲子さんはお肉が大好きなんだそうですよ。
フリー画像からお借りしました
それに、ふっくらしていらっしゃいますよね。
だから大元気なのかもしれませんよね^^
スポンサードリンク
2019-11-13 00:00
nice!(134)