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節分・今年も恵方巻き大量廃棄 [最近のニュースから]

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今年も節分が終わりましたね。



豆まきをされたり、恵方巻きを食べたりされた方も多いでしょうね。








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ところで、4日のニュースで見たのですが、今年も恵方巻きの過剰生産により大量廃棄をしているそうです。



ある食品リサイクル工場に入ってくる恵方巻きの米飯は、2018年も2019年も変わっていませんでした。







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通常稼動時のほぼ2倍の廃棄量だそうです。



テレビの画面に映し出された廃棄の様子を見ていて、非常に腹が立ちました。



全国的に、食品の無駄を無くすための取り組みが行われているのに、毎年同じ事を繰り返しているのです。



ソネブロのお仲間の「裏・市長さん」によりますと、恵方巻き発祥の関西では恵方巻きなんてよんでいなかったそうです。



「巻きずしの丸かぶり」などということでした。



私は関東に住んでいますが、節分に恵方巻きを食べる習慣すらありませんでしたからね。



生産者が食品の大量廃棄に歯止めをかけられないのであれば、私たち消費者がNOを突きつけても良いのではないか、原因は過剰生産を続けている生産者にあると思っていました。



どうやらそうではなさそうなんです。



大手小売には「前年実績を上回る」右肩上がりの販売目標を立てているところがあるんです。



農林水産省が「前年実績(と同じ数だけで)作るように」といっているそうなんですが、大手小売には馬の耳に念仏のようです。



食品業界で、作り手(製造業者)より、売り手(コンビニ・スーパー・百貨店)は強い立場になります。



作り手からは「適量(減らして)作りたい」と言っても、小売は欠品を許さないのです。



私は、恵方巻きなんて大手小売によってつけられた商品名なんかに踊らされないで、売り切れの時は「かんぴょう巻き」でも「カッパ巻き」でも良いと思います。



もしかしたら、私たち消費者が我儘になれてしまっているのかもしれませんね!



食べ物に困っている方が、今の日本には少なくないのです。



世界に目を向けても同様ですよね。



消費者も生産者もフードロスを真剣に考えるべきだと思います。



食べ物を無駄にするなんてもっての外です!



ちなみに、大学名誉教授が、恵方巻きの売れ残りの金額を10億2800万円と試算しているそうです。







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しかし、その試算には廃棄コストが含まれていないことから、金額はもっと膨らむとしているのです。



更に、まだ含まれていないものがあるそうです。



それは、製造工場から大量に捨てられる恵方巻きとその材料となる食材なんです。



いったい、どれだけの無駄をしているのでしょうね。



まず、私たち消費者が変る時ではないでしょうか!





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