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秋刀魚が高級魚に! [最近のニュースから]

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フリー画像からお借りしました









昨年に引き続き、秋刀魚の不漁がテレビなどで報じられています。









秋刀魚が高級魚になってしまいそうですね。









秋刀魚は、昔から私たちの食卓には欠かせない庶民の魚だったのですが。









どうして不漁が続いているのでしょう。









不漁の原因の一つとして、中国や台湾の乱獲が指摘をされています。










水産研究・教育機構によると、わが国のサンマ漁獲量は平成20年の約34万トンをピークに急激に減少しています。









27年は約11万トンにまで落ち込んでいます。









台湾の漁獲の伸びは大きく、25年に約18万トンとなって以降は日本を上回り漁獲量3年連続世界一となっているようです。









24年には中国も秋刀魚漁に参入し、26年には約8万トンの漁獲量となっているそうです。









中国や台湾の漁船は、公海で操業しているのですが、1千トン超級の大型漁船で長期間漁場に留まって大量に漁獲し、その漁船には大型の冷凍庫が完備されているそうです。









その冷凍庫に秋刀魚を溜め込み、冷凍設備を備えた運搬船が持ち帰るのだそうです。









彼らは、秋刀魚の鮮度など考えていないようです。









私たち日本人は、一番美味しい状態で秋刀魚を食べているのですが、中国や台湾そして韓国の人たちは、美味しい秋刀魚の味をしらないのでしょうね。









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フリー画像からお借りしました









お気の毒です!










昨夏、水産庁はこれまで国際的なルールがなかったサンマなどの資源管理の為「北太平洋漁業委員会(NPFC)」を設立しています。









参加国は、中国、韓国、台湾など7カ国で、委員会への漁船の登録や、29年に漁獲量の上限を決めるまで漁船を急激に増やさないことなどを取り決めました。









しかし、水産庁によると、日本に近い公海で左舷と右舷で異なる船名を表記する中国船など「国内にも登録されていないような違法船が平然と操業している」そうなんです。









中国は秋刀魚だけではなく、マサバの漁獲量も急拡大させているようですね。









資源への影響が懸念される事態となっているため、漁獲量の上限を決めるまで、漁船の許可数を増やさず抑制に努めることで合意をしたそうですが、水産庁関係者によると、そもそも「中国は正確な漁獲数をNPFCに申告しているかも分からない」のが現状で、合意に実効性があるかは不透明だということです。









中国は、資源量の減少が科学的に証明されていないことを理由に、サンマに続きマサバの規制にも反対をしているそうですから、情けなくなってしまいます。









わが国が、当初目指した漁船増加の「禁止」などの義務規制には至らなかったそうです。









中国の言い分は、これまで、魚の乱獲をしてきたのは日本ではないか、ということのようです。









急激に経済成長を遂げ、わが国を抜きGDPが世界第2位のとなっている国ですが、思考は発展途上のようですね。








環境問題と同様の理屈なのでしょう。









お前たちは先に地球を汚した、だから自分たちが汚しても文句を言うな!









思わず笑ってしまいそうですが、どうして全体の問題として捉えることができないのでしょうね。










目先のことだけしか考えないで、やったもの勝ちを繰り返すのであれば、当然ですが将来的に後悔することになるでしょう。









何度も過ちを繰り返すのは「バカ」ですから!









あっ!わが国も3.11東京電力福島第一原子力発電所の事故がいまだに終息の兆しすら見えていないのに、国内の原発再稼働へ舵を切っているのですから、失敗から学ぶことのできない馬鹿さ加減は、日本の方が上なのかもしれませんが。









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