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今日7月13日は「生命尊重の日」 [ちょっと気になること!]

赤ちゃんには生きる権利、産まれてくる権利があるはずです。


しかし、様々な理由によって中絶を選択する方もいらっしゃいます。


その判断をするのは良くも悪くも、産む側の判断となっていますね。


アメリカの連邦最高裁判所は、人工妊娠中絶をめぐり「中絶は憲法で認められた女性の権利」だとした49年前の判断を覆しました。

今後、全米のおよそ半数の州で中絶が厳しく規制される見通しとなり、中絶容認派は強く反発する一方、中絶反対派からは歓迎の声が上がるなど国内の受け止めは大きく分かれています。

アメリカの連邦最高裁は、妊娠15週以降の人工妊娠中絶を原則として禁止する南部ミシシッピ州の法律が憲法違反にあたるかどうかが争われた裁判について、州法は合憲だという判断を示しました。

そのうえで「憲法は中絶する権利を与えていない」として、半世紀近くにわたって判例となってきた1973年の「中絶は憲法で認められた女性の権利」だとする判断を覆しましたのです。

この判断は、前トランプ大統領の影響が大きいのでしょう。


アメリカの最高裁判所には9人の判事がいて、決定がくだされます。


前トランプ大統領の時代に3人の判事が指名されました。


前トランプ大統領の考えに近い、保守派の判事たちです。


今、最高裁判所では9人のうち6人が保守派で、3人がリベラル派となっています。


判断の根底には、中絶の権利を制限することに賛成した6人の判事は全て、広い意味でカトリック系の人たちだ(5人は敬虔なカトリック教徒です。

もう1人は現在カトリック教徒ではないが、カトリック教徒の家庭で育ち、カトリック系の教育機関で学んだ人物でした。

現代で中絶禁止が妥当な判断だと考えている人がどれだけいるのでしょうね?


中絶を決めた方の中には、レイプによる妊娠や健康上の問題などにより中絶を決めた方もいるのですからね。

15~17世紀には、ヨーロッパや米国で魔女狩りが当たり前の様に行われていました。


フランスの聖人ジャンヌ・ダルクも、魔女であるという罪で処刑された一人でしたね。


多くの人々が不当に魔女の嫌疑をかけられて拷問を受け、殺されたのです。


それは、宗教の名によって行われたことです。


宗教の教え、文言解釈はその時代の人間がしなければならないのではないでしょうか。


私たちが幸せに生きる為にはどうしたら良いのか、先ず考えるべきだと思います。


はい!今日7月13日は「生命尊重の日」なんです。


1948年(昭和23年)の今日、「優生保護法」が公布されています。


「優生保護法の日」とも呼ばれていました。ちなみに「優生保護法」とは優生学的な色彩が強い法律で、不良な子孫の出生の抑制を目的とし、母体の保護はそのための手段という位置づけがなされていました。

1991年(平成3年)に優生思想に基づく部分を削除し、人工妊娠中絶などの条件が格段に緩和されて「母子保護法」となりました。

7月13日は「生命尊重の日」は、1984年(昭和59年)に医師・法律家・教育者・主婦などで構成される実行委員会により制定されました。

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