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今日6月11日は「傘の日」 [ちょっと気になること!]

近年、ビニール傘(使い捨ての傘)が非常に多く用いられているようです。


通勤の途中で見かけるのですが、傘の骨が折れたり、雨が止んだりと要らなくなった傘が道端に捨てられていることがあります。

安価で購入できるようになったのは良いのですが、勿体ないですよね^^


それに、平気で路上に捨ててしまう人がいるのですから呆れてしまいます。


傘の捨て方ってご存知ですか?


地域によって異なる正しい分別方法があるんですよ!


壊れてしまった傘が何ゴミなのかわからない?


一般的に、さまざまな素材を用いて作られている傘は、捨て方がわかりにくいものですね。


お住まいの地域によっても捨て方が異なります。


まず、不燃ゴミや粗大ゴミとして捨てる方法


傘は「燃えないゴミ=不燃ゴミ」として扱う自治体が少なくないようです。


また、ガラスや金属ゴミとして扱う自治体もあります。


そのような地域であれば簡単で、指定のごみの日にゴミ袋に包んで処分すれば問題ありません。


ただし、30または50㎝以上を超える大きな傘は粗大ゴミに該当する場合があります。


この場合はもちろん粗大ゴミの日に出すようになるようですよ。


少々面倒な地域もあります、地域によっては傘を素材ごとに分別して捨てなければいけません。


傘は主に①柄などのプラスチックパーツ②骨などの金物類③ビニールまたは布の3つに分けられます。

この場合、ハサミなどを使って分解するのですが、傘によってはグラスファイバーと呼ばれるプラスチックのような見た目で鉄よりも軽く丈夫な素材を使用したものもあります。

分解時に切断面を触ってしまうとガラス製の棘のようなものが刺さり、チクチクとした痛みが生じる場合もあるので軍手をする等、安全面にも気をつけて処分するようにしましょう。

骨組みは広がらないように紐などでしっかりと縛ってから出すとよいでしょう。


現在主流となっているビニールの傘布は、地域によってはプラスチックゴミにあたることがあります。

反対にプラスチックを可燃ゴミとして扱っている地域もあるので、必ず確認するようにしたほうが良さそうです。

布地のものであれば、可燃ゴミとして捨てられます。


上手に分解できればベストですが、どうしても分解できない場合は粗大ゴミとして出すのがおすすめです。

さらに、地域によっては非常に複雑な捨て方を指定しているところがありますので、お住まいの地域のルールを確認してみてくださいね。

道端にポイ!なんて絶対にダメですよ^^


はい、今日6月11日は「傘の日」なんです。


1989年(平成元年)に日本洋傘振興協議会(JUPA)が制定しました。


日付はこの日が暦の上で「梅雨入り」を意味する雑節の一つ「入梅」になることが多いことからだそうです。

この季節の必需品である傘の販売促進と傘の使い方などモラルの向上が目的としています。


最後に、少々洋傘の歴史について(日本洋傘振興協議会)
江戸時代後期の1804年(文化元年)、長崎に入港した中国(清)からの唐船の舶載品目の中に「黄どんす傘一本」との記述が見られる。これ以前にも、安土桃山時代に堺の商人が豊臣秀吉に傘を献上した記録など、洋傘が海外から日本に持ち込まれた形跡はあるが、江戸時代の「黄どんす傘」が洋傘として特定できる最古の記録とされている。

ちなみに、どんす(緞子)とは、室町時代に中国(明)から伝えられたとされる絹の紋織物で、地は繻子(しゅす)織(サテン)で、地と表裏が反対になった繻子織の裏組織で模様を織り出したもの。光沢があり高級織物の代名詞とされる。厚地のものは礼装用の帯地、薄地のものは布団や座布団の生地として使われる。

明治時代、洋傘の輸入本数は多くなり、文明開化の波とともに洋傘は一気に市民の手に渡っていった。1868年(明治元年)に刊行された「武江年表」という書物に、「この年から庶民にも洋傘が普及し始めた」との記述がされている。

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