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廃棄PCのHDD処理どうしてますか? [最近のニュースから]

パソコンを買い換える際に、内蔵されているHDDの処理はどうしていますか?



私は、分解してHDDを取り出して保管しています。



最初は、取り出したHDDを物理的に破壊してから処分していましたが、決行大変なんですよね。



知人は、特別のソフトを利用してデータを完璧に消去しているようです。



最近ネットで見つけたのは、PCの回収業者が無料や有料でHDDのデータ処理をして、その証明書を出している業者もありました。


ところで、覚えていらっしゃいますか?



神奈川県庁で使われていた個人情報入りのHDDが、外部に流出したという事件が発生しましたね。



県庁のHDDは、処分を請け負っていたプロードリンクの元社員の高橋雄一被告(51)が勤務先のテクニカルセンターからHDDを持ち出してネットオークションで転売していたんです。


信用して、専門業者へHDDの処理を依頼するのですから、こんな事件が発生したら安心して処理を任せることができなくなりますよね。


東京地裁は9日、窃盗罪に問われた処分請負会社「ブロードリンク」元社員の高橋雄一被告に対し、懲役2年執行猶予5年(求刑懲役2年)の判決を言い渡したそうです。


判決は「プライバシーや企業秘密が保存されている可能性を認識しながらHDDなどを持ち出しており、非常に悪質だ」と指摘しています。


内部データが残されていないことを適切に確認せずに売却するために犯行に及んでおり、刑事責任は相当に重いとしつつ、「売却で得た全額分に当たる約1900万円を会社側に支払い、反省している」と述べて執行猶予が相当だと判断したということです。


この事件で被告は、執行猶予となりました。


しかし、外部への情報漏洩による実質的な被害は出ていないようですが、神奈川県庁や他の処分依頼者に大きな不安感を与えたことだけではありません。


同社は、業績悪化から全従業員約300人の約1割に解雇対象にし、併せて東京、大阪以外の6カ所にある事業所の閉鎖も決めたということです。


詳細は不明ですが、既に実施されていると思われます。



事件発覚後、県から3カ月の指名停止処分を受けており、防衛省や神戸市なども相次いで指名停止処分を公表していました。


被告は、会社や沢山の社員にも迷惑をかけてしまいましたね。



今は、新型コロナウイルスの影響で経済が疲弊しています。



将来設計が狂ってしまった同僚もいたでしょうね。
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