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今日12月19日は「宇宙条約採択の日」 [ちょっと気になること!]

中国国家主席の習近平は地球だけではなく「宇宙強国」になるという野望に向けて突き進んでいますね。

ロシアや北朝鮮なども同様に人権を平気で無視できる思想の国家が金を持つとろくなことになりません。

我々の常識は通用しないのですからお話になりません。


残念なことですが、彼らに通用するのは力関係で優位に立つしかないのかもしれません。


宇宙開発で中国包囲網が進んでいます。


日米英など8か国が、月面開発などで衝突を避けるルール「アルテミス合意」に署名したことで、中国をけん制する狙いがあるようです。

一方、中国の「宇宙強国」の野望は、益々膨れ上がっているようです。


共通のルールを決めなければ、この覇権争いはとめどなく続くでしょう。


今日12月19日は「宇宙条約採択の日」です。


1966(昭和41)年12月19日に宇宙空間に関する世界的な基準となる「宇宙条約」が国連で採択されました。

宇宙空間での争いを避けるために1966年に採択されたのが「月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約」のことです。

この条約では「天体を含む宇宙空間に対しては、いずれの国家も領有権を主張することはできない」と規定されています。

しかしこの条約があるからといって全ての国が平等に月面探索の機会を得られるかというとそうでもなさそうです。

まず、この条約が「月面はどの場所もほぼ均質であるため、誰かが一部の地域を占拠しても他の団体が重要な月の資源を得る機会を奪うことにはならない」という前提に立っていることです。

ようするに、「こっからここまでちょっと探査用の機械を設置しますね」とある企業が月面の一部を占有したとしても、他にもたっぷり月面は残ってるんだから他の団体にとって損にはならない、という考えです。

しかし近年、月面の高解像度の画像が届くようになってこの前提が間違っていることが分かってきました。

月面も、場所によって価値がある場所とそうでない場所が偏在しているそうなんです。


早くついた企業や機関は、おそらくそういう場所から占有していくことに・・・


結局早い者勝ち!の理屈です。


腹黒い独裁者の習近平は、早いもの勝ちを狙っているのでしょう。


ルール決めを急がなくてはいけないと思うのですが・・・


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