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今日2月11日は「建国記念の日」 [ちょっと気になること!]

今日2月11日は「建国記念の日」です。


そして、嬉しい国民の祝日ですね。


やはり会社や学校がお休みになると嬉しいです^^


今日はお出かけ予定の方が多いかもしれませんよね。


みんな大好きな祝日とは、その国の大きな出来事や記念日を国が制定した日です。


日本では1948年に施行された「国民の祝日に関する法律」で定められており、年間16日あります。

さて、そこでひとつ!


「建国記念の日」と「建国記念日」どこに違いがあるのでしょう?


その二通りの言い方にはどのような違いがあるか、あなたはご存じでしたか?


どっちも同じだろ~!って方もいらっしゃるでしょうが、調べてみました^^


まず、「建国記念の日」と表記される理由は、古事記や日本書紀に登場する神武天皇の存在について、学術的な確証がないためです。

古事記の成立年は712年、日本書紀の成立年は720年とされており、成立年より1000年以上も昔の神武天皇即位については真偽が不明とされています。

日本には古事記よりも前に成立した歴史書が存在しないため、史実として紀元前660年2月11日に神武天皇が即位したかどうかを明らかにはできません。

そして「建国記念日」は世界的に、建国した史実上の日を祝う記念日として制定されています。

一方、日本では2月11日が建国した史実上の日であるか明確ではないため、日本が建国されたことを祝う趣旨として「建国記念の日」と呼ぶようになりました。

ということでした^^


その「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として1966年に制定されました。

昔は紀元前660年に古事記や日本書紀で初代天皇とされる神武天皇が即位した日を日本が建国された日「紀元節」として祝っていたのですが、のちに「建国記念の日」と改正されました。
全国各地の神社仏閣にて「建国祭」などの祭りが執り行われます。


史実に基づく建国の日とは関係なく、建国された事実そのものを記念する日のため、「建国記念日」ではなく「建国記念の日」と呼ばれているのです。

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