「在職老齢年金」の現状について!^^ [気になる情報]
フリー画像からお借りしました
新年早々ですが、気になる年金のお話をしたいと思います!^^
今の制度では、受給開始年齢は原則65歳で、60~70歳の間で選べます。
その制度内容を75歳まで引き下げようという動きが出ていますよね。
定年になってノンビリするのではなく、働ける人はとことん働け!年金は受給時期を遅らせてほしいんです。
将来の生活設計をしっかり考えないといけませんよね。
では、年金はいくらもらえるのでしょう?
老後資金のベースになるのは、殆どの方は公的年金となりますからね。
先ず「ねんきん定期便」という郵便物がお誕生日月に届いているはずです。
内容を確認せずにスルーする方が意外と多いようですね。
そして、開いてみたけれど何だか分らない?なんて方も^^
でも、それではいけませんよ!
お手元にある「ねんきん定期便」は、ご自身の将来受け取れる年金額がわかるんです。
私たちにとって将来の生活設計をするための大切な資料なんです。
「ねんきん定期便」は毎年誕生月にハガキで届いているはずです。
そして、35歳、45歳、59歳の時にはA4判の大きな封筒で届きます。
A4判の「ねんきん定期便」には、これまでの全ての年金記録が全て記載されています。
是非、確認してみましょう!
詳細はこちらをご覧くださいね!^^
さて、本題です!
働いていると年金が減ってしまう「在職老齢年金」についてお話をしますね。
【現行制度】
在職老齢年金制度は、就労し、一定以上の賃金を得ている厚生年金受給者について、賃金(ボーナス含む)と年金の合計額が基準額(※)を上回る場合、賃金2に対し、年金1を停止している。
(※)65歳以上(高在老)については、現役男子被保険者の平均月収(ボーナスを含む)を基準として設定(47万円(2019年度))。
60~64歳(低在老)については、夫婦2人の標準的な年金額相当を基準として設定(28万円(2019年度))。
政府は、現行制度の見直しをしています。
現行の65歳以上の減額基準を、月収「47万円超」から「62万円超」に引き上げる案を提示しましたが、減額基準が高すぎるということで「51万円超」に修正しました。
しかし、やはり高額所得者優遇との批判があったことから、65歳以上の制度を改正することから手を引いています。
一方、65歳未満の減額基準を現行の28万円から47万円に引き上げる案が計画されているということです。
どう思いますか?
政府の都合(愚策)で長く働くことになりますが、その結果として年金が減らされたり、停止されたりしては本末転倒だと思います。
高額所得者については、その基準額を再検討する必要があると考えます。
そして、雇用の確保を最優先の課題とすべきだと思います。
2020-01-06 00:00
nice!(141)