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今日4月12日は「東京大学創立記念日」 [ちょっと気になること!]

令和5年度の東京大学入学式が4月12日に行われます。


会場は日本武道館です。


東大の入学式が原則として4月12日に開催されているのは、4月12日が東大の創立記念日だからだと言われています。

1877年の今日、東京開成学校と東京医学校を併合して東京大学が開設されました。


1886年に東京帝国大学となり、1947年に再び東京大学に改称されています。


東京大学は 1877 年(明治 10)年 4 月 12 日に創設され、二つのキャンパス、四つの学部から始まりました。

東京大学は、東京開成学校と東京医学校を合併してできました。


両校とも江戸時代末期には徳川幕府の洋学の教育機関であり、明治時代の創設当初には文部省の管下にありました。

東大のホームページを覗いてみましたので抜粋しちゃいました!ご覧ください^^

「東京大学の沿革とルーツ」
東京大学の組織は、東京開成学校と東京医学校の統合再編によって生まれたものである。後者の東京医学校は、その起源を安政5年(1858年)に神田お玉ケ池に開設された種痘所に有している。前者の東京開成学校は、江戸幕府が文久3年(1863年)に開設した開成所の系譜に連なり、この開成所は、安政4年(1857年)に設立された蕃書調所から改組されたものである。

この蕃書調所という組織は、貞享元年(1684年)に設置された天文方からのつながりをもっている。天文方は、暦の編纂を所掌していた幕府の組織であるが、当初より、天文学や暦学を中心に西洋の学問知識の学習・研究を行っていた。そして洋学の重要性の増大に応じて、天文方の中で、蛮書和解御用という部門が設けられたが、幕末になり洋書の翻訳・研究の需要が急激に増大したことから、この部門を発展させ、洋学の教育・研究機関として蕃書調所が設立された。

この蕃書調所において当初任命された2人の教授職、箕作阮甫と杉田成卿は、いずれも天文方の職員である。また、このとき、天文方及び江戸城紅葉山文庫に所蔵されていた洋書が、蕃書調所に移管された。つまり、東京大学の前身である東京開成学校の系譜は、その学問のつながりはもちろん、人のつながりなどによっても、天文方に連なる歴史をたどることができる。なお、東京大学の初代総理である加藤弘之も、蕃書調所において教授方を務めていた。
更新日:2023年4月1日
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