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今日4月25日は「ギロチンの日」 [ちょっと気になること!]

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世界的に死刑の廃止が進んでしますよね。


国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」によると2021年現在、死刑廃止は108カ国になっているそうです。

10年以上執行がないなど、事実上の廃止を加えると144カ国に上ります。


一方の死刑存続・執行国は日本や中国、北朝鮮、イランなど55カ国もあります。


先進38カ国が加盟する経済協力開発機構(OECD)の中では日本と米国だけなのです。


その米国でもバイデン大統領が死刑廃止を公約に掲げ、21年7月には連邦レベルでの死刑執行が一時停止されています。

州レベルでも同年末時点で、50州のうち23州が死刑を廃止し、13州が過去10年間に死刑を執行していなかったということです。

刑罰として死刑は必要なのでしょうか?


難しいですよね~


ところで、死刑の方法は様々ありますが、日本では、死刑の執行方法として、絞首刑のみが定められています。

明治時代に旧刑法を作る際に斬首刑も選択肢として検討されましたが、御雇外国人からあまりに残虐だという批判の声が上がったこともあって、絞首刑だけが採用されたようです。
当時、絞首刑は世界の主流でしたが、採用する国が減少し、先進国では日本のみになっています。

はい、今日4月25日は「ギロチンの日」なんです。


1792年の今日、フランスでギロチンが実用化された。


当時はフランス革命後の恐怖政治により、毎日何百人もの人が処刑されていました。


そこで、内科医で国民議会議員だったジョゼフ・ギヨタンが、受刑者に無駄な苦痛を与えず、しかも全ての身分が同じ方法でできるような「単なる機械装置の作用」により行うよう議会で提言し、その案が採択されたのです。

外科医のアントワヌ・ルイが設計の依頼を受けて、各地の断頭台を研究し、刃を斜めにする等の改良を加えた。このため当初は、ルイの名前をとって「ルイゼット(Louisette)」とか「ルイゾン(Louison)」と呼ばれていましたが、この装置の人間性と平等性を大いに喧伝したギヨタンの方が有名になり、ギヨタンから名前をとった「ギヨチーヌ(Guillotine)」(ドイツ語読みで「ギロチン」)という呼び名が定着したということです。

フランスでは1981年9月に死刑が廃止され、それとともにギロチンの使用もなくなっています。



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