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今日1月29日は「昭和基地開設記念日」 [ちょっと気になること!]

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今日1月29日は「昭和基地開設記念日」です。


1955年、ベルギーのブリュッセルで開催された国際地球観測年(International Geophysical Year)特別委員会でわが国は南極観測への参加を表明しました。

1955年と言えば、まだまだ敗戦の傷跡が色濃く残っている時代でした。


欧米各国の中には、敗戦国日本が国際社会に復帰することへの根強い反対意見もあったといいます。


それでもわが国の参加を支持してくれた国の後押しもあり、南極観測の準備を開始することになりました。

当時は戦後から10年たったとはいえ、まだまだ貧しく、国民は目の前の生活だけで手一杯の状態だったと思います。

そうそう「昭和基地」といいますと、日本の南極観測史上最も有名な実話が「タロとジロの奇跡」ですよね。

ご存じの通り、極寒の南極で鎖につながれたまま置き去りにされた日本隊の樺太犬、タロとジロが1年後に発見、保護され「南極物語」として映画化もされました。

ご覧になった方も多いのではないでしょうか。


私も観ましたが本当に感動しました。


「昭和基地開設記念日」は1957年に南極のオングル島に上陸した日本の観測隊が基地を開設した日です。

そもそも1957年から1958年は国際地球観測年で、世界各国が協力して南極大陸を観測・調査するようになりこれに日本も参加しました。

当時の基地はプレハブ式の建物4棟のみだったといいます。


人間の手がほどんど入っていない南極を調べることは地球の未来を読み解くことだと言われています。

これまで昭和基地では南極の気象、オーロラ、大気など、様々な観測が行われてきました。


現在、地球温暖化が大きな観測テーマとなっていて、大型の大気レーダーで南極の大気を調べるなど地球の環境変動の解明に役立てているということです。



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