プラスチックを食べる酵素に期待!(^^) [最近のニュースから]
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NHK NEWS WEBさんよりお借りしました
近年、環境汚染問題にやっと取り組む姿勢が見られるようになってきましたね。
その環境問題の深刻な原因となっているのがプラスチックごみです。
海洋汚染は待ったなしの状態です。
海の中に捨てられたプラスチックごみは,いずれ分解されてなくなるのでしょうか?
答えはノーということです!
分解というのは,水と二酸化炭素やメタンなどに無機化されることを言います。
殆ど全てのプラスチックは生物に分解されないのです。
一部は劣化して微細化し目には見えなくなってしまいますが,プラスチックであることに変わりはありません。
プラスチックは、天然の有機物とは異なり,合成ポリマー(高分子)であるプラスチックは安定な構造をもっており,驚くほど丈夫なのです。
人類は素晴らしい発明をしましたが、その発明が環境問題を引き起こしています。
熱酸化や光分解によって非常にゆっくりと分解されていきますが,理論上,数百年から数千年は分解されないそうですよ。
1950年頃から作られ始めたプラスチックごみはいまでも現存し続けているということになります。
大気汚染を引き起こす原因の一つでもある焼却でもしない限り、そのままなのです。
驚いたことに、プラスチックはいったん海に入ってしまうと,さらに寿命がのびるそうです。
それは、水の中では陸上のように熱酸化分解が起こりづらいからなのです。
確かに、深海には多くのペットボトルやビニール袋のゴミが沢山あるといいますね。
深い真っ暗な海では光分解も起こりづらいのでしょう。
現状では、プラスチックは半永久的に地球上から消えることはないようです!
さて、今日の本題に入りますね!
その便利で私たちの暮らしに欠かすことのできないプラスチック、その反面、ゴミとなると非常に厄介な物質でもあるプラスチック、なんと朗報があるんですよ^^
その厄介なプラスチックを分解するため、英ポーツマス大学の研究チームが自然由来の酵素の改良に取り組んでいます。
ペットボトルの原料ポリエチレンテレフタラート(PET)は、自然環境下では分解されるのに気の遠くなるような年月がかかるそうです。
自然界では分解しないと考えてもよいくらいでしょうね。
なんと、日本の科学者が発見した「PETase」と呼ばれる酵素は、PETをわずか数日で分解し始めるそうなんです。
京都工芸繊維大など日本の研究者らは、PETを食べて、数日で分解する細菌を発見しました。
「PETase」は、大阪府堺市内のペットボトル処理工場で発見したことから、研究者らは、その細菌を「イデオネラ・サカイエンシス」と名付けました。
今回、米英の研究チームは、サカイエンシスから見つかったPET(ペット)を二段階で分解する2つの酵素を人工的に結合し、“スーパー酵素”を作製しました。
これを用いると、従来に比べて最大6倍の速さでPET(ペット)を分解することが確認されたということです。
プラスチックゴミは環境汚染の大きな原因となっていますが、こうした研究結果から、プラスチックのリサイクルをより低コスト・低エネルギーで実現することにつながると期待されているということです。
先ず、私たちの出来ることはプラスチックやビニールゴミのポイ捨てをしないことでしょうね。
フリー画像からお借りしました
環境汚染を食い止めるため、再利用を効率よく進めるにはどうしたら良いのか、各々が良く考えるべきだと思います。
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近年、環境汚染問題にやっと取り組む姿勢が見られるようになってきましたね。
その環境問題の深刻な原因となっているのがプラスチックごみです。
海洋汚染は待ったなしの状態です。
海の中に捨てられたプラスチックごみは,いずれ分解されてなくなるのでしょうか?
答えはノーということです!
分解というのは,水と二酸化炭素やメタンなどに無機化されることを言います。
殆ど全てのプラスチックは生物に分解されないのです。
一部は劣化して微細化し目には見えなくなってしまいますが,プラスチックであることに変わりはありません。
プラスチックは、天然の有機物とは異なり,合成ポリマー(高分子)であるプラスチックは安定な構造をもっており,驚くほど丈夫なのです。
人類は素晴らしい発明をしましたが、その発明が環境問題を引き起こしています。
熱酸化や光分解によって非常にゆっくりと分解されていきますが,理論上,数百年から数千年は分解されないそうですよ。
1950年頃から作られ始めたプラスチックごみはいまでも現存し続けているということになります。
大気汚染を引き起こす原因の一つでもある焼却でもしない限り、そのままなのです。
驚いたことに、プラスチックはいったん海に入ってしまうと,さらに寿命がのびるそうです。
それは、水の中では陸上のように熱酸化分解が起こりづらいからなのです。
確かに、深海には多くのペットボトルやビニール袋のゴミが沢山あるといいますね。
深い真っ暗な海では光分解も起こりづらいのでしょう。
現状では、プラスチックは半永久的に地球上から消えることはないようです!
さて、今日の本題に入りますね!
その便利で私たちの暮らしに欠かすことのできないプラスチック、その反面、ゴミとなると非常に厄介な物質でもあるプラスチック、なんと朗報があるんですよ^^
その厄介なプラスチックを分解するため、英ポーツマス大学の研究チームが自然由来の酵素の改良に取り組んでいます。
ペットボトルの原料ポリエチレンテレフタラート(PET)は、自然環境下では分解されるのに気の遠くなるような年月がかかるそうです。
自然界では分解しないと考えてもよいくらいでしょうね。
なんと、日本の科学者が発見した「PETase」と呼ばれる酵素は、PETをわずか数日で分解し始めるそうなんです。
京都工芸繊維大など日本の研究者らは、PETを食べて、数日で分解する細菌を発見しました。
「PETase」は、大阪府堺市内のペットボトル処理工場で発見したことから、研究者らは、その細菌を「イデオネラ・サカイエンシス」と名付けました。
今回、米英の研究チームは、サカイエンシスから見つかったPET(ペット)を二段階で分解する2つの酵素を人工的に結合し、“スーパー酵素”を作製しました。
これを用いると、従来に比べて最大6倍の速さでPET(ペット)を分解することが確認されたということです。
プラスチックゴミは環境汚染の大きな原因となっていますが、こうした研究結果から、プラスチックのリサイクルをより低コスト・低エネルギーで実現することにつながると期待されているということです。
先ず、私たちの出来ることはプラスチックやビニールゴミのポイ捨てをしないことでしょうね。
フリー画像からお借りしました
環境汚染を食い止めるため、再利用を効率よく進めるにはどうしたら良いのか、各々が良く考えるべきだと思います。
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2020-10-11 00:00
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