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『子ども食堂』の支援急務! [とても気になること!]

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フリー画像からお借りしました

今日は、最近耳にすることが増えたと思いますが、『子供食堂』を取り上げてみたいと思います。



世の中に広く浸透しつつある子ども食堂なのですが、注目される一方で課題も抱えています。



その中にはこの様なケースがありました。



本来、子供食堂の存在理由は、食事が満足に取れなかったり、ひとりで寂しく食事を取っていたりする子どもたちを支援するための活動であるはずなんです。


しかし、安く食事ができるという理由で安易に子ども食堂を利用する保護者もいるそうです。



これには驚きました!



限られた予算で運営されているのですから、本来の趣旨に反したことは慎んでほしいですね。



問題外、非常識極まりない行いです。



また、食事に困っている子どもたちに子供食堂を行っている場所や日時などが伝わっているのか?



更には、周りの目が気になって足を運べなかったりすることもあるようです。



そして、運営費用がかさんで継続が難しいケースもあると言います。



子ども食堂を運営するためには、食材や場所の確保、調理などを行うボランティアの方々の協力が欠かせません。


NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」さんの調査によりますと、全国にある子ども食堂は19年時点で3718カ所で、前年の1・6倍に増えているそうです。


また農林水産省の調査では、開催頻度は「月1回程度」が多く、運営費の確保が課題になっているのが現状です。


子供食堂によって、個人や協力企業から食材を無償で提供されたり、多額の寄付金がされたりと、財務状況は様々のようです。


そのことからも、運営するために持ち出し資金が発生している子供食堂もあるのです。



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フリー画像から怒りしました



善意の活動を継続するためにはさまざまな課題があるようです。



運営者の方々は、試行錯誤のなかで頑張っていらっしゃるということが分かります。



行政だけに任せてはおけない子供の貧困対策、そして地域交流といった役割を担っている子ども食堂は、既に地域社会にとって欠かすことのできない存在になっているようですね。


カゴメという企業をご存じですよね^^



そうです、ケチャップや野菜ジュースを手がけるカゴメ株式会社は、「子ども食堂」の運営団体を支援する財団を設立しています。


その財団は、一般財団法人「カゴメみらいやさい財団」といいます。



カゴメ株式会社の配当金を原資として、食にかかわる社会貢献活動に取り組む団体に助成金を出すことになります。


初年度となる2021年度の助成申請は、11月から受け付け1件の限度額50万円、計3千万円の助成を予定しているそうです。


困窮世帯の子どもたちの為に頑張っていらっしゃる個人食堂もあります。


政府広報オンライン令和2年(2019)によりますと、わが国の食品廃棄物等は年間2,759万トン、そのうち食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量は年間643万トンと推計されており、日本の人口1人当たりの食品ロス量は年間約51キログラムなのだそうです。


わが国では、家計における食費は消費支出の中で4分の1を占めています。



食料自給率(カロリーベース)は38%で、食料の多くを海外からの輸入に依存しています。



また、世界の食料廃棄量は年間約13億トンで、人の消費のために生産された食料のおおよそ3分の1を廃棄しているのです。


わが国だけの問題ではないのですが、食料の多くを海外からの輸入に依存している国が、食べ物を無駄にしています。


そんな国で、貧困から食に苦しんでいる人たちが居るということ、忘れてはいけないと思います。



そんな社会、大いに問題ありです!



今は、子供食堂が絶対に必要なのです! 個人も企業も力を合わせて支えていけると良いですね^^



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