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米国・根強い人種差別 [とても気になること!]

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全米で連日吹き荒れるデモと暴動、世界中に飛び火しています。



TVのニュースでは、商店略奪の光景や、デモ隊と警官隊の衝突などの映像が流れています。



発端となったのは、白人警官による黒人男性殺害事件でした。



その事件は、5月25日ミネソタ州ミネアポリスの路上で起こりました。



白人警官が、黒人男性の首を膝で「8分46秒」抑え続けて殺害したのです。



黒人男性は、後ろ手に手錠を掛けられて地面にうつ伏せにされ、身動きできない状態でした。



その恐ろしい様子は、現場に居合わせたの17歳の少女によって撮影されています。



男性は、「息ができない! I can't breathe!」と何度も繰り返し、「あぁー!」と悶絶の叫び声を上げていまようです。


救急救命士が到着した時には、既に脈はなかったということです。



米国の黒人差別に対する抗議デモはイギリスにも飛び火しています。



英国各地でデモが起きたが、南西部の港町ブリストルでは、17~18世紀にアフリカから北アメリカやカリブ海植民地に奴隷を送り込んだ奴隷貿易商人の銅像が、デモ参加者によって港に投げ込まれたそうです。


以後、奴隷制が続いたということなのでしょうね。



奴隷によって国が栄え、莫大な富がもたらせたのです。



奴隷解放後も黒人差別はなくなりませんでした。



黒人の人権を認め、差別を撤廃する公民権法が制定されたのは1964年のことでした。



しかし、差別は続き、多くの黒人が警官や銃を持つ一般市民に殺害され続けているということ、それが現実なんです。


白人による黒人差別だけではありませんよね。



米国では、日本人への差別もあるそうですね。



日系人や日本人が多数居住する、ロサンゼルス郊外のトーランス市で、憎悪犯罪(ヘイトクライム)が相次いでいるそうです。


世界中で人権を無視する行為が繰り返されています。



今、記事かな問題として「人権侵害(差別)」について私たち一人一人が考える時ではないでしょうか。


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