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いよいよ不稼働口座に手数料負担か? [最近のニュースから]

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フリー画像からお借りしました

今日は金融機関の口座を話題にしました。


複数の銀行で口座を開設している方は沢山いますよね。


私も使っていない口座がいくつもあります。


学生時代に開設した口座、転勤先で開設した口座、もう何年も寝かせたままにしています。


何冊も通帳だけはちゃんとしまってあるんですよ。


残高はあまりないんですけどね^^;


そんな長期間使っていない口座・休眠口座はどうしたら良いのでしょう?


先日のニュースで、三菱UFJ銀行は2年間取引がない不稼働口座に手数料をかける検討に入ったといっていました。

新規開設分が対象ということですが、2020年10月にも年1200円の口座管理手数料を導入する予定だそうです。


きっと、他の銀行も追随することになるのでしょうね。


金融庁によりますと、10年以上使われていない(入出金等がない)休眠口座の残高合計は、平成26~28年の間毎年700億円といいますからもの凄いお金が眠っていることが分かりますね。


既にそのお金を有効活用としようとする法律が2018年1月に施行されています。


さて、使わない口座を放置しておくとどの様なデメリットがあるのでしょうね。


1、残高が少ない場合は手数料を取られることがある。

2、通帳の維持費のしわ寄せがくるかもしれない。

これは覚えておいた方が良さそうなので少々説明しますね。

銀行は私たちの通帳1冊ごとに毎年200円の印紙税を負担しています。

預金者の数×200円というと莫大な金額になりますよね。

銀行のコストがかさんでしまうことが、巡り巡って私たち利用者の負担になることも考えられます。

3、振り込め詐欺のような犯罪に使われる。

4、口座維持手数料が将来発生するかもしれない。


先述しました三菱UFJ銀行が検討に入っている件です。


全ての銀行で口座維持手数料が導入されたとすると、休眠口座を放置することは明らかなデメリットになり、やはり休眠口座の解約は早めにしておくのがよさそうですね。

それから、これも覚えておいて頂きたいと思います。


消滅時効についてなんです、


銀行の口座が5年、信用金庫や労働金庫が10年で消滅時効が成立します。


時効までの年数は、普通預金は預け入れの時からの年数を、定期預金は満期の時からの年数を数えます。


ちなみに、銀行は消滅時効後の払い戻しにも応じているのが実態のようですよ。


しかし、ゆうちょ銀行は違います。


平成19年9月30日以前に預け入れた定額郵便貯金、定期郵便貯金、積立郵便貯金は、満期後20年2カ月を経過して払い戻し請求等がない場合は消滅します。


銀行等の消滅時効の期間よりは長いのですが、それ以外の場合は、最後の取り扱いから10年を過ぎるとATMやインターネット取引が使えなくなることがあります。


そして、銀行同様に払い戻しはできるようです。


使わなくなった口座の整理は、面倒でも早めにしておいた方が良さそうですね。


通帳の維持費の1冊200円の印紙税の負担を銀行がしているなんて全く知りませんでした。


最近の銀行さんは元気がないので、通帳を整理することで協力したいと思いました^^






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