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「木」と「樹」の使い分け出来ていますか?(^^ゞ [ちょっと気になること!]

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フリー画像からお借りしました

紅葉の季節になりましたね!



明治神宮外苑 小石川後楽園 殿ヶ谷戸庭園 国営昭和記念公園 高尾山などなど紅葉が綺麗なのでしょうね。



そういえば、テレビで高尾山に登山客が殺到している映像が流れていました。



軽装で寒くないのか?と思っていたら、サンダル履きの人もいました。



酷いのは、よっばらってフラフラしている人まで映っていたので驚きました。



周りに迷惑をかけないように、怪我などしないように楽しんで頂きたいですね^^;



ところで、この時期は綺麗な紅葉を見ることが出来ます。



ご存じの通り、基本的に葉の色が変わる木は「落葉樹」という種類の木ですよね。



すべての樹木が紅葉するわけではないんです。



紅葉は、樹木の種類により、赤く染まるものと黄色く染まるものがありますが、いずれにしても「緑→黄→赤」と変化していきます。


葉っぱには、緑色のクロロフィルと、クロロフィルの光合成などをサポートする役割を持つカロチノイドが含まれているそうです。


その紅葉する落葉樹とは、厳しい冬に、葉を落とすことで対応している樹木のことです。



葉は光合成をする大切な器官ですが、低温や乾燥には弱いので、年ごとに使い捨ててしまった方が良いこともあるようです。


冬を越す準備として、秋に葉から養分を回収したり、葉の養分を作る器官を守るために、色が変化しているそうですよ。


ちなみに、マツやスギ、ヒノキ、クスノキなどは「常緑樹」に属している樹木ですが、紅葉しないのではなくちゃんとしているんです。


「常に緑の樹」と書くから紅葉しないと思っちゃいますよね!^_^;



常緑樹も古い葉は紅葉します。



一気に紅葉・落葉する落葉樹とは違って、常緑樹の葉は寿命が長く、順番で紅葉・落葉していくそうです。



古くなって色づいた葉を覆うように若々しい緑の葉が生えるため、常に緑を保っているように見えるということです。


序にもう一つ!



樹木という言葉を普段何気なく使っていますよね。



実は、ウェザーニュースさんに面白い記事がありましたので紹介したいと思います。



一口に「樹木」と言いますが、「木」と「樹」に違いはあるのでしょうか?



辞書で調べてみたそうです。



【木】
(1)立ち木の総称。「樹木」。
(2)材木。建築や器具製作の用材。

【樹】
(1)き(木)。立ち木。「樹木」。
(2)草木。植物の総称。
(3)う(植)える。木と、尌(シユ、ジユ)(立てる)とから成る。木を意味する木へんに、豆は安定して立つ“たかつき”(脚のついた器)の象形。寸は手の象形で、樹木や農作物を手で立てて安定させる、うえる、たてる、の意味を表す。



伐採されたら「樹」とは言わないの!?



ウェザーニュースさんのによると結論はこうです。



「木」は生きている立ち木のほかに加工した木材製品も全て含みます。



それに対して「樹」は生きている立ち木を意味します。



そ〜うなんだ!いちいちそんな事考えないで使っていましたよね。



ちゃんと意味があるんですね〜!



何だか勉強になりました~ (^^ゞ







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