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「下流老人」という言葉、ご存じでしょうか? [気になる情報]

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「下流老人」、漢字を見ただけで良い意味ではないということが分かりますよね。



「下流老人」とは、20万部超のベストセラーとなった『下流老人(朝日新書)』の著者、藤田孝典氏がつくった造語です。


“生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者”を意味しているそうです。





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フリー画像からお借りしました





因みに生活保護制度の趣旨は、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。


厚生労働省によると、2017年度(17年4月―18年3月)分の生活保護受給世帯(月平均)は前年度比0.2%増の164万811世帯と過去最多を更新しています。


25年連続の増加となっているようです。



2017年度の世帯別構成をみると、「高齢者世帯」が86万4709世帯と53%を占め過去最多を更新しているのが現状なのです。


増加しているのは高齢者世帯(特に単身世帯)のみで、高齢者世帯を除く世帯の数は減少しているといいますから、将来に不安を感じている方が多いと思います。


藤田孝典氏によると、現役時代には一般的な収入を得ていた人でも、さまざまな出来事(病気や事故による高額医療費、熟年離婚など)により下流老人に陥る可能性があるといいます。


確かに、老後に生活困窮を訴えている方の中には、若い時にはこんな状態になるとは思わなかった、そう仰る方がいます。


つまり大半の人にとって、下流老人は対岸の火事ではない、「明日は我が身」ということなのでしょうね。



オールアバウトさんの記事に、「下流老人」にならないようにするために、『50代の過ごし方で“下流老人”への道は遠ざかる!』そんな対策が紹介されていました。


「下流老人」に転落しないために50歳から1000万円貯金する為にはどうしたら良いか?


以下は、正確にお伝えしたかったので、オールアバウトさんの記事から抜粋しました。



ご覧ください。

今50歳の人の年金の支給は、原則65歳からなので、60歳で定年を迎えたあとも、できることなら5年間は働くこと。

また夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯では、毎月の支出総額が27万5705円。

その一方、実収入は21万3379円。差額の6万2326円が足りないというデータもあります(2015年総務省家計調査報告)。そこを埋める資金として、今の貯蓄に加えて、あと1000万円を貯めることにもチャレンジしてほしいと思います。

【実例】50歳からの10年で“プラス1000万円”を貯蓄する
Aさんの基本情報
50歳男性
年収(手取り):670万円 
家族:妻(専業主婦)と子ども2人(長男/大学2年生、長女/高校3年生)
貯蓄額:435万円

Aさんが51歳のとき、長女の受験費用や大学入学金などでかかる教育費が、1年で278万円。でも、教育費の大きな負担はこの年がピークです。長女が卒業すれば収支がプラスに転じます。

でもAさんの場合、浮いたお金をすべて貯蓄に回しても、59歳のときに1000万円以上貯めるのは困難。

そこで必要なのが家計の見直しです。まずは劇的に支出が軽減される「固定費」から見直しをするのがセオリー。

では次のポイント(1)~(4)の順に、家計見直しのシミュレーションをしてみましょう。

(1)生命保険の見直し
生保見直し
死亡保険は、子どもの誕生をピークに、子どもの成長に合わせて保障額を減額することで保険料を抑えることができます。

Aさんは月の保険料が2万6000円の定期保険に加入していますが、50歳の更新で月4万円にアップしてしまいます。

そこで保険を見直し、他社の収入保障保険に入り直すことで保険料の負担を軽減します。

(2)子どもの独立
子どもの独立
子どもの独立により、生活費も減額に。Aさんのケースでは、大学を卒業し、子どもが独立することで、1人につき教育費が115万円、基本の生活費年20万円と、年最大135万円の支出が減ります。

※図では夫51歳のとき、長男独立で20万円×2年、夫53歳のときに、長女独立。7年間が2人分なので40万円×7年。合計で320万円お金が浮きます。

(3)リタイアに合わせて生活費を見直し
生活費の見直し
定年後に働いたとして、その給与と年金をプラスしても現役時代と同じ年収を確保するのは難しいもの。今のうちに定年後の収入を見据え、基本生活費を減額しましょう。

Aさん家族の場合では、Aさん55歳のときに夫婦で月22万円だった生活費を20万円にダウン。その結果、60歳までに100万円の貯蓄が生まれました。

(4)妻が働く
妻が働く
ポイント(1)~(3)を実行しても1000万円が貯まらない場合は、妻が働くことも考えましょう。フルタイムではなく、月6万円程度のアルバイトでOK。パートタイムや趣味を活かしたり、知り合いのお店で働くという方法なら無理がありません。

Aさんの場合、(1)~(4)の見直しの結果、59歳までの支出が約600万円ダウン、妻が働くことで収入は約690万円プラスになり、およそ1200万円も貯蓄を増やせる計算に。

50代の過ごし方が、老後を安心して暮らせる大きなポイントになります。気を緩めることなく、今こそ家計の見直しにトライしましょう。



如何でしたか?



50代の方、今が肝心な時ということなんですね。



「下流老人」と言う言葉を聞いた時には、素直に聞き入れることができませんでしたが、現実を直視することが必要な時期なのでしょう。


人生、何が起こるか分りません!



面倒だからと考えないでいても、誰でも歳を取り老いるのですからね



今、自分にはどの様な対策が出来るのか、考えて実行してみませんか?^^



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