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口腔ケアと全身の健康の関係について [気になる情報]

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今日は歯磨き(口腔ケア)を話題にしてみました!^^



口腔ケアの目的は、口の中を清潔にするだけでなく、歯や口の疾患を予防し、口腔の機能を維持することにあります。


そして、口腔ケアはQOL(生活の質)の向上のみならず誤嚥性肺炎(ごえん:異物を誤って飲み込むこと)などの全身疾患の予防、全身の健康状態の維持・向上にもつながります。


わが国は、高齢社会が進むにつれて要介護高齢者の数は増加していますね。



要介護の状態の方は、口の中が非常に不潔になっている方が多くいるようです。





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フリー画像からお借りしました




周囲の方の手助けが必要なんですよね。



口腔内細菌と内科疾患との関連性、咀嚼の機能と老化・認知症との関連性など、口腔環境が高齢者の全身の健康と密接に関連していることが、近年明らかになってきました。





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口の中の細菌が関与すると考えられる代表的な全身疾患としては、「感染性心内膜炎、敗血症」「虚血性心疾患」「誤嚥性肺炎」などがあげられるそうです。


口の中が清潔に保てない状態、最近では台風に被害に遭った地域の方々でしょうね。



建物が被災し、電機や水道の供給が絶たれ、歯磨きどころではないかもしれません。



産経ニュースさんの記事によると、過去の災害を見ると、口内環境の悪化から関連死を招いた可能性もあるということです。


災害後は特に、タンパク質の不足からくる低栄養や、運動不足も加わって免疫力が低下によって。肺炎になるリスクが高まるのだそうです。


そのことからも、口内を清潔に保つことで、私たちの命を守ることにつながるということは明らかなようです。



さて、非常時にはどのようにして口腔ケアを行えば良いのでしょう?



非常時で水は貴重ですよね。



水は十分にあったとしても、周囲への遠慮から使いづらいという場合もあるでしょう。



非常時には、この方法をお試しください!



先ず、コップに大さじ2杯程度の水を用意してください。



その水に歯ブラシを浸してから歯を磨いたら、ブラシの汚れをティッシュで拭い、また磨きます。





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これを繰り返して、最後にコップの水を数度に分けて口に含むという節水型の歯磨き法です。



歯ブラシが使えない場合は、布やティッシュを指に巻き、歯の表面の汚れを拭うという方法でもよいそうですよ。


心がけて頂きたいのは、口内の乾燥は細菌の繁殖を招くということ。



特に災害発生後は脱水に加えて、ストレスが高まり、緊張状態から唾液の分泌量が減ってしまうことがあります。


細菌の繁殖を抑えるためには、唾液の分泌を促すマッサージをしましょう。



そして、可能であればこまめに水分補給やをすること、うがいもできると良いでしょう。



洗口液や液体ハミガキの使用も口内にそれらの薬効がとどまり、口内の細菌を減らす効果があるということです。



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非常時に必要な物の中に、洗口液や液体ハミガキも用意しておきたいですね。











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