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今日3月25日は「日本初の西洋式運河、利根運河開通した日」 [ちょっと気になること!]

今日3月25日は「日本初の西洋式運河、利根運河開通した日」です。


私は運河と言えば何と言っても「小樽運河」!^^


小樽港は北海道開拓の玄関口として発展してきました。


当時は、大きな船を沖に泊め、はしけ(台船)を使って荷揚げしていましたが、取り扱う荷量が多くなり、運搬作業を効率的に行う必要が出てきました。

艀が接岸できる距離を長くするために、海面を埋め立てることによってできたのが「小樽運河」です。

小樽運河は、大正12年に完成し、内陸を掘り込んだ運河ではなく、海岸の沖合いを埋立てて造られたため、直線ではなく緩やかに湾曲しているのが特徴となっています。

しかし、時代が変わり戦後になると、港の埠頭(ふとう)岸壁の整備により、その使命は終わりを告げることとなりました。

昭和61年、運河は、十数年に及んだ埋立てを巡る論争の末に一部を埋立て、幅の半分が道路となり、散策路や街園が整備された現在の姿に生まれ変わりました。

運河の全長は1140mで、幅は道道臨港線に沿った部分は20m、北部(通称:北運河)は当初のまま40mとなっています。

散策路には63基のガス灯が設置され、運河沿いの石造倉庫群は当時の姿のまま残されておりレストランなどに再利用されています。

夕暮れ時には、ガス灯がともるとともに石造倉庫群がライトアップされ、昼間とは違った雰囲気を演出しています。

その美しい「小樽運河」一度訪れたら忘れることはできません^^


ところで「世界の三大運河」は、スエズ運河(Suez Canal)、パナマ運河(Panama Canal)、キール運河(Kiel Canal)です。

スエズ運河やパナマ運河は私達日本人船員にはとっても馴染み深い世界的にも有名な運河ですよね。

では、話を戻しますね^^


利根運河は、明治23年3月25日にオランダ人土木技師ムルデルの設計・監督で日本初の西洋式運河として開通しました。

利根川(柏市船戸)と江戸川(流山市深井新田)を結ぶ利根運河が完成したことにより、東京へと運ぶ舟運が大きく短縮されました。

現在、東武野田線の運河駅周辺では、流山市立運河水辺公園や利根運河交流館が整備されています。

以前に行ったことがあるのですが、この時期には桜がとてもきれいに咲いています。


むかしの風景とは全く違っているそうです。

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