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今日10月17日は「貯蓄の日」 [ちょっと気になること!]

あなたは「アリとキリギリス」のお話をご存じですか?^^


そう、イソップ寓話のひとつですね。


夏の間、アリたちは冬の食料を蓄えるために働き続けます。


キリギリスはヴァイオリンを弾き、歌を歌って過ごしたのです。


やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず・・・と言うお話でしたね。


さて、あなたはしっかり働き預貯金をされていますか?^^


総務省統計局の2019年「家計調査年報(家計収支編)」(二人以上の世帯のうち高齢無職世帯の消費支出)によりますと、世帯主が65歳以上の夫婦世帯における毎月の支出は、食費、住居費、光熱費など生活を維持するために必要な支出(消費支出)が23万9,947円だそうです。

それに税・社会保険料など非消費支出を加えて27万929円となります。


それに対して、収入は公的年金などの社会保障給付21万6,910円に、その他の収入を加えて23万7,659円ですから、毎月3万3000円ほどの赤字となっていました。

この調査毎年行われているのですが、ここ10年間は赤字額が3万〜6万円台で推移しています。


その年によって平均額にいくらか幅はあるようですね。


老後が身近になってきた夫婦にとっては、興味深い金額と言えるでしょう。


世帯収入がほぼ公的年金だけの場合には、毎月の不足分を貯蓄等で補うことになります。


その額を月5万円とし、老後生活を30年間とすれば、計1,800万円が必要となりますね。


つまり、必要最小限の老後資金として、これだけの金額を用意する必要があるということです。


国民年金に加入している自営業の方は、さらに上乗せが必要となります。


わが家がそうなのですが、ご家庭によっては介護費や医療費など平均以上に必要になるケースもあります。

老後資金は予備費も考慮して2,500万円程度を一つの目安として必要金額のベースと捉えてよいと思いますが、これに加えて自らの生活水準や家族構成などを意識しながら各家庭に適した老後資金を検討する必要があるでしょう。

こんな話題だと、何だか気持ちが落ち込んでしまいますよね~^^


はい、今日10月17日は「貯蓄の日」です!


貯蓄増強中央委員会(現:金融広報中央委員会)が1952年(昭和27年)に同委員会発足の際に制定しました。

日付は宮中祭祀の一つで、五穀豊穣の感謝祭である「神嘗祭(かんなめさい)」の日にちなんで10月17日です。

神嘗祭は、天皇がその年の新米を伊勢神宮に供える祭事です。


その神嘗祭の行事の趣旨を引き継ぎ、勤労の実りを大切にし、貯蓄に対する関心を高め、貯蓄の増進を図ることを目的としています。
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