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今日8月26日は「人権宣言記念日」 [ちょっと気になること!]

今日8月26日は「人権宣言記念日」なんですよ!


人権という言葉をよく耳にしますが、調べてみたいと思います。


法務省のホームページを覗いてみましたら「人権」についてこの様な説明書きがありました。


「人権」とは「すべての人々が生命と自由を確保し,それぞれの幸福を追求する権利」あるいは「人間が人間らしく生きる権利で,生まれながらに持つ権利」であり,だれにとっても身近で大切なもの,日常の思いやりの心によって守られるものだと私たちは考えています。

子どもたちに対しては,「命を大切にすること」,「みんなと仲良くすること」と話しています。

日本国内でこのようなことが主な人権課題として取り上げられています。

『女性、こども、いじめ、体罰、児童虐待・児童買春・児童ポルノ問題、高齢者、障害のある人、同和問題、えせ同和行為、アイヌの人々、外国人、HIV感染者・ハンセン病患者等、刑を終えて出所した人、犯罪被害者等、インターネットによる人権侵害、ホームレス、性的指向、性同一性障害者、北朝鮮当局によって拉致された被害者等、人身取引(トラフィッキング)』


世界中で人権を無視した行為が後を絶ちませんね。


ウクライナへのロシアの侵略戦争では、人の行為とは思えないことがロシア軍兵士によって行われています。

最近は、アフガニスタンでのタリバンによる女性への人権問題を報道されなくなっていますが、絶対に忘れてはいけないことです。

同様に、ミャンマーでは、国軍によるクーデターが発生して1年が過ぎています。アウンサンスーチー氏は拘束されたままですね。

軍事政権による人権侵害が続いています。


同ホームページにはこの様な事も書いてありました。


「人権」とは難しいものではなく,だれでも心で理解し,感じることのできるものです。

しかし,現実の社会では,保護者からの虐待によって子どもの命が奪われたり,パートナーからの暴力によって心や身体に深い傷を受けることがあります。

高齢だから,障害があるから,同和地区出身者だから,外国人だからということで差別を受けることもあります。

ハンセン病に対する誤った認識や偏見により,現在でも故郷に帰ることができない方もいます。


どれも悲しく痛ましい人権問題です。


このようなことがどうして起こるのでしょうか?


どうすればこのようなことをなくせるでしょうか?


『「人権」とは難しいものではなく,だれでも心で理解し,感じることのできるものです。』


私もその通りだと思うのですが、「心で理解し感じる」ことができる様に、子供の頃からの教育が必要なのだと思います。

家庭や学校で、生活の一部として人権を考える環境をつくることが大きな課題ではないでしょうか。

今日8月26日「人権宣言記念日」です。


1789年の今日、フランスの憲法制定国民議会が「人間と市民の権利の宣言」(フランス人権宣言)を採択しました。

パンの値上がりに苦しむ国民による決起が実を結んだのです。


「人間と市民の権利の宣言」は、人間の自由と平等・人民主権・言論の自由・三権分立・所有権の神聖など17条からなるフランス革命の基本原則を記したものです。

2003年(平成15年)、ユネスコは「世界の記憶」に1789年の宣言の文書を登録しています。

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