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今日5月11日は「長良川鵜飼い開きの日」^^ [ちょっと気になること!]

今日5月11日は「長良川鵜飼い開きの日」です。


岐阜県長良川の「鵜飼い(うかい)」は有名ですよね^^今日5月11日から10月15日まで鵜飼が行われ、今日が初日にあたります。

鵜飼いとは、照明の役割も担う篝火(かかりび)が鮎(アユ)を驚かせ、逃げる鮎を飼いならした鵜を使って捕る伝統的な漁法です。

現実には観たことはないけど、TVで観て知っているよ、そんな方が多いと思います。


私も実際に観たことはありませんが、TV番組で観たことがあります。


その歴史は古く『日本書紀』『古事記』にも鵜飼いについての記載があるそうです。


美濃国(現在の岐阜県)では、7世紀頃から鵜飼が行われていたと言われています。


正倉院に納められている文書の内、美濃国と伝えられる702(大宝2)年の戸籍に、「鵜養部目都良売(うかいべのめづらめ)」という記述があります。

この人物は、鵜飼を生業としていた集団の出身と推定されており、長良川鵜飼が1300年以上の歴史を持つとする由来となっています。

室町時代になると、将軍足利義教が墨股川(長良川)で鵜飼を観覧したという記録や、前関白太政大臣の一条兼良が現在の岐阜市鏡島の江口付近で鵜飼を観覧したという記録が見られます。

鵜飼いは、中国などでも古くから行われていて、ヨーロッパでは16世紀から17世紀の間、イギリスとフランスの宮廷を中心に鵜飼いがスポーツとして行われていました。

現在行われている鵜飼いは漁業というより、観光業のショーとして行われることが多いのですが、約1300年前から行われている古典漁法をいまに伝えるのです。

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