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今日5月3日は「憲法記念日」^^ [ちょっと気になること!]

今日は憲法記念日ですね。


昨年、NHKで今の憲法を改正する必要があると思うかどうか?


そんな世論調査をしていました。


その結果は「改正する必要があると思う」が33%、「改正する必要はないと思う」が20%でした。

また、戦争の放棄を定めた憲法9条を改正する必要があると思うかどうか聞いたところ、「改正する必要があると思う」が28%、「改正する必要はないと思う」が32%でした。

この調査は、昨年の4月23日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかけるRDDという方法で世論調査を行いました。

さて、今年は改憲賛派が増えると思います。


ウクライナへロシアが侵攻したことで、多くの人命が奪われ、ウクライナ国民がロシア領内へ連れ去られているという現状を目の当たりにしていますからね。

最近、ロシア国民がシベリアへ送られているなんて耳にしています。


シベリア抑留って?なんて方がいらっしゃるかもしれませんので、念の為^^


シベリア抑留とは、第二次世界大戦の終戦後、大陸で武装解除され投降した日本軍捕虜や民間人らが、旧ソビエト連邦(現ロシア)によって主にシベリアなどへ労働力として移送隔離され、長期にわたる抑留生活と奴隷的強制労働により多くの人命が失われています。

抑留されたのは男性ばかりではなく、多くの女性も抑留されたということです。


旧ソビエト連邦によって戦後に抑留された日本人は約57万5千人といわれています。


シベリアでは、厳寒環境下で満足な食事や休養も与えられず、苛烈な労働を強要させられたことにより、約5万8千人が死亡しています。

このうち氏名など個人が特定された数は2019年12月時点で4万1362人ということです。


わが国の周りには、時代遅れの思考の落ち主が政権を握っているロシア、中国、北朝鮮が存在しています。

もし、わが国の政治家が「いま日本が他国の脅威に晒されてる」なんて私たちの恐怖心を煽ったら「いつか来た道」をもう一度歩くことになるかもしれません。

私たちは冷静に憲法の何処の部分が現状にあっていないのか?


本当に憲法改正が必要なのか?


今年8月に太平洋戦争終結から77年が経過します。 77年というのは明治維新から太平洋戦争終結までと同じ長さだそうです。

そろそろ考えるべき時なのかもしれませんよね^^


さて、憲法記念日は1946年(昭和21年)5月3日に日本国憲法が施工されたことを記念して、1948年(昭和23年)に公布・施行された祝日法によって制定されました。

日本国憲法は、多くの犠牲者を出した第二次世界大戦の経験を生かし、平和な国を目指して制定されました。

その憲法の施行を記念して制定された祝日が、憲法記念日です。「国のさらなる成長を期待する」という思いも込められています。

今日はわが国の憲法をゆっくりと考えて見ては如何でしょうか?


日本国憲法の前文だけでもお読みいただけるとありがたいです。


「(前文)ぜんぶん  (実際には「前文」という文字は書かれていません)」
日本国にほんこく 憲法けんぽう
 日本にほん国民こくみんは、正当せいとうに選挙せんきょされた国会こっかいにおける代表だいひょう者しゃを通つうじて行動こうどうし、われらとわれらの子孫しそんのために、諸しょ国民こくみんとの協和きょうわによる成果せいかと、わが国くに全土ぜんど にわたって 自由じゆうのもたらす恵沢けいたくを確保かくほし、政府せいふの行為こうい によって 再ふたたび戦争せんそうの惨禍さんかが起おこることのないようにすることを決意けついし、ここに主権しゅけんが国民こくみんに存そんすることを宣言せんげんし、この憲法けんぽうを確定かくていする。そもそも国政こくせいは、国民こくみんの厳粛げんしゅくな信託しんたくによるものであって、その権威けんいは国民こくみんに由来ゆらいし、その権力けんりょくは国民こくみんの代表だいひょう者しゃがこれを行使こうしし、その福利ふくりは国民こくみんがこれを享受きょうじゅする。これは人類じんるい普遍ふへんの原理げんりであり、この憲法けんぽうは、かかる原理げんりに基もとづくものである。われらは、これに反はんする一切いっさいの憲法けんぽう、法令ほうれい及および詔勅しょうちょくを排除はいじょする。

 日本にほん国民こくみんは、恒久こうきゅうの平和へいわを念願ねんがんし、人間にんげん相互そうごの関係かんけいを支配しはいする崇高すうこうな理想りそうを深ふかく自覚じかくするのであって、平和へいわを愛あいする諸しょ国民こくみんの公正こうせいと信義しんぎに信頼しんらいして、われらの安全あんぜんと生存せいぞんを保持ほじしようと決意けついした。われらは、平和へいわを維持いじし、専制せんせいと隷従れいじゅう、圧迫あっぱくと偏狭へんきょうを地上ちじょうから永遠えいえんに除去じょきょしようと努つとめている国際こくさい社会しゃかいにおいて、名誉めいよある地位ちいを占しめたいと思おもう。われらは、全ぜん世界せかいの国民こくみんが、ひとしく恐怖きょうふと欠乏けつぼうから免まぬかれ、平和へいわのうちに生存せいぞんする権利けんりを有ゆうすることを確認かくにんする。

 われらは、いずれの国家こっかも、自国じこくのことのみに専念せんねんして他国たこくを無視むししてはならないのであって、政治せいじ道徳どうとくの法則ほうそくは、普遍ふへん的てきなものであり、この法則ほうそくに従したがうことは、自国じこくの主権しゅけんを維持いじし、他国たこくと対等たいとう関係かんけいに立た とうとする 各国かっこくの責務せきむであると信しんずる。

 日本にほん国民こくみんは、国家こっかの名誉めいよにかけ、全力ぜんりょくをあげてこの崇高すうこうな理想りそうと目的もくてきを達成たっせいすることを誓ちかう。

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