SSブログ

言葉の使われ方が変?^^ [ちょっと気になること!]

今日は誤った言葉の使い方が意外に多いことが分かりましたので、ちょっと取り上げてみたいと思います^^


朝日新聞さんに「「破天荒」は豪快で大胆?「がぜん」は断然?言葉の使われ方が変化」というタイトルの記事を見つけましたので、読んでみたんです。


文化庁から2020年度の「国語に関する世論調査」を発表されました。



本来の意味や言い方とは異なる使われ方が広がっている、そんな言葉が沢山あることに気が付きました。

その記事には、この二つの言葉を取り上げていました。



先ず「破天荒」は、「彼の人生は破天荒だった」という例文を挙げて意味を尋ねました。



「豪快で大胆な様子」を選んだ人が65・4%に上り、本来の意味とされる「だれも成し得なかったことをすること」(23・3%)を大きく上回っていました。


次に「がぜん」は、「我が社はがぜん有利になった」の例文で尋ねたところ、本来の意味とされてきた「急に、突然」と答えた人は23・6%。「とても、断然」が67・0%でした。


また、「わずかの時間も無駄にしない様子」の言い方を聞いたところ、「寸暇を惜しまず」(43・5%)が、本来の言い方とされてきた「寸暇を惜しんで」(38・1%)を上回っていました。


さて、あなたはどちらの意味だと思いますか?^^



〈破天荒〉
豪快で大胆な様子(65.4%)
だれも成し得なかったことをすること(23.3%)

〈がぜん〉
とても、断然(67.0%)
急に、突然(23.6%)


あなたは、どちらの言い方を使っていますか?^^


〈「わずかの時間も無駄にしない様子」を〉
寸暇を惜しまず(43.5%)
寸暇を惜しんで(38.1%)

悩んでしまった方もいらっしゃるかも知れませんね^^



実は間違った意味で使われている日本語って多いんです。



ちょっと書き出してみますね。

1, 「琴線に触れる」を「怒りを買うこと」という意味で使っている人が多いそうなのですが、これは間違いです。

「琴線に触れる」は「良いものや素晴らしいものに触れて感銘を受ける(与える)こと」という意味です。
「怒りを買う」という意味であれば「逆鱗に触れる」が正しい言葉です。


2, 「敷居が高い」は、「不義理や面目のないことがあって、その家に行きにくい」「高級だったり格が高かったりしてその家や店に入りにくい」という意味です。

これまで、一般的には「高級すぎて入りにくい」の方の意味は誤用であるとされていました。

ですが、2018年1月に発売された『広辞苑第七版』では「高級だったり格が高かったり思えて、その家・お店に入りにくい」という表現が付け加えられました。

俗説などの表記はないので、正式な用法として認められたということになります。



面白いですよね~!



誤った言葉の使い方でも、それが広く浸透して当たり前の様に使われるようになってしまえば、公に認められるようになってしまうのです。


今後もどんどん変わって行くのでしょうね^^



楽しみでもあり、寂しくもありってところでしょうか^^
nice!(101) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。