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「津久井やまゆり園」事件から5年  [最近のニュースから]

  昨日、2021年7月26日で「津久井やまゆり園」の事件から5年が経ちました。



以前にも同事件の記事を掲載しました。その記事はこちらからどうぞ。



「津久井やまゆり園」の事件?そう思っている方もいらっしゃるかもしれませんので、事件についてちょっとだけ説明を致しますね。


2016(平成28)年に相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」にナイフを持った元施設職員が侵入し、入所者19人を殺害し、入所者と職員計26人を負傷させた(相模原障害者施設殺傷事件)のことです。


警察に出頭し逮捕された元同施設職員の植松聖は、重度障害者の存在を否定する発言を繰り返し、事件について反省の言葉はなかったそうです。


殺人罪などに問われ、2020(令和2)年3月、横浜地裁で死刑判決を言い渡されました。



弁護人が控訴したものの、植松は控訴を取り下げたことで刑が確定しています。



死刑判決が一審で確定するのは異例だったということです。



殺害人数19人は、当事件が発生した時点で太平洋戦争後の日本で発生した殺人事件としてはもっとも多いのです。


事件発生当時は戦後最悪の大量殺人事件として社会に衝撃を与えたました。



園は事件後に建て替えられています。



今月20日の追悼式では、事件で亡くなった美帆さん(当時19歳)ら7人の名前とヤマユリの絵が刻まれた慰霊碑の献花台が初めて公開されました。


来月から仮園舎などに移っている入所者の受け入れを始めるということです。



やまゆり園の事件では、植松聖死刑囚の「優生思想」が問題になっていましたね。



「優生思想」優生学とは,「人類の遺伝的素質を改善することを目的とし,悪質の遺伝的形質を淘汰し,優良なものを保存することを研究する学問」のことです。


当時は、とにかく異常としか私の目には移りませんでした。



人間の仕業とは思えない行為ですからね。



植松は死刑判決を受け入れ、再審は申し立てるつもりがないと言っており、自ら控訴取り下げを行うなどしているため、比較的早期に刑が執行されることになるのでしょうね。


事件を起こして2年目に私が書いた記事には、植松が「私が殺したのは人ではない」などと口にしていると書いてありました。


もし、人類にとって排除するべき人間が存在すのとするならば、それは殺人犯の植松聖本人ではないでしょうか。


一日診早い刑の執行を希望します。
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