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いち早く友人の危機に手を差し伸べて! [最近のニュースから]

先日、わが国は英アストラゼネカ社製のワクチンを1億2000万回(6000万人)分のワクチン供給を受ける契約を結んだが、接種後ごくまれに血栓が生じる例が海外で報告されており、当面は国内での接種を見合わせることを決めたという記事を書きました。


その記事で、途上国への供与についてChina製のワクチンよりもはるかに安全性、有効性が高いのだから送るべきだとも書いたのですが、わが国の友人である台湾が新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、ワクチンが不足しているそうなんです。


台湾の蔡総統は新型コロナウイルスのワクチンの調達について「イギリスのアストラゼネカ、アメリカのモデルナ、ドイツのビオンテックと積極的に交渉し、アストラゼネカとモデルナからは購入できた。ビオンテックとは契約成立に近づいたが中国の妨害によって今も契約できていない」と与党・民進党のオンライン会議で述べています。


報道によりますと台湾は、ドイツのバイオ企業「ビオンテック」と交渉していましたが、同社と契約済みのChinaの「上海復星医薬」が、中国本土や香港、マカオだけでなく台湾での販売代理権も自分たちが有している-などと介入したというのです。


そのため、ビオンテック側が台湾との契約を見送った状態だということです。



Chinaは、毎度のことですが台湾のワクチン調達の妨害を否定していますけどね。



ビオンテックのワクチンをめぐっては、Chinaの製薬会社が台湾に提供する意向があると伝えているそうですが、蔡総統は「製造元から購入してこそ品質と安全性が保証される」と述べ、中国からの提供は受けないと拒否しているといいます。


蔡総統は習近平の腹黒さは十分かっているのでしょうね。



習近平は与太者の闇金業者のようなもので、どんなに困っても手を出してはいけないのです。



台湾は3.11東日本大震災の時に、巨額な義援金(200億円超)をいち早く送ってくれました。



わが国が困っているときに、台湾は真っ先に手を差し伸べてくれたのです。



現在、日本政府が新型コロナウイルスの感染拡大でワクチンの確保が急務となっている蔡英文総統率いる台湾に対し、国内供給用に調達する英製薬大手「アストラゼネカ」のワクチンの一部を提供する方向で検討しているということです。


検討ではなく、万が一の補償問題がネックとなっているのでしょうから、そんなことは台湾へワクチンの供給を決めたから約定を交わせば良いことだと思います。


今は緊急を要するときなのですからね。
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