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米国・ワクチン国外供給へ! [最近のニュースから]

ロシアやChinaは他国へのワクチン外交を展開していますね。



ロシアは、2020年12月にベラルーシとアルゼンチン、セルビアで「スプートニクV」の使用を承認してから、ワクチン輸出が急拡大しているようです。


主な輸出先は中南米、中・東欧、中東、アフリカ、CIS諸国で、ロシア国外でスプートニクVを承認した国・地域は4月22日時点では59か国になっています。


今後もワクチン輸出がさらに拡大することになるでしょう。



メキシコとセルビアの政府が公表しているスプートニクV調達数を基に計算すると、接種1回分当たりの輸出単価は9.95ドルでした。


輸出に加えて国外での生産拡大にも取り組んでいるといいます。



Chinaは、新型コロナウイルス感染症のワクチンの海外への提供を加速させています。



全国人民代表大会は、国際オリンピック委員会(IOC)と五輪選手へのワクチン接種で協力する意向を表明しましたね。


今後も「ワクチン外交」を展開することで、途上国などに対する影響力拡大を進めるようです。



更に、自国産ワクチンの開発・生産を急いでおり、それを使い途上国を中心とした海外への援助や輸出に拍車をかける狙いがあるようです。


Chinaはこれまでに途上国69カ国にワクチンの無償提供を行っているといいます。



ロシアやChinaによるワクチン外交、武漢を起源とするイン型コロナウイルスは両国の世界戦略の一環だったのでしょうか? ちょっと考えすぎ^^


東西対抗のこのワクチン外交では、西側が圧倒的に押されているようですね。



今月17日、米国のバイデン米大統領は緊急使用を承認している新型コロナウイルスワクチン少なくとも2000万回分を6月末までに国外に供給すると発表しました。


米政府はこれまでに英アストラゼネカ製ワクチン6000万回分の供給を計画していましたが、その追加ということのようですね。


バイデン大統領はこの様な発言も「米国は第2次世界大戦中、民主主義を守る弾薬庫だったように、新型コロナに対する戦いで米国はワクチンの弾薬庫となる」と!


そして、どの国よりも多くのワクチンを他の国に届けると述べているそうです。



米国はこれまでに、カナダとメキシコに対し数100万回分のアストラゼネカ製ワクチンを提供していますが、先ず自国民への接種を優先したからなのでしょうね。


眠れる獅子「China」が手段を選ばず世界戦略に動き馴染めた今、いよいよ眠れる巨人「アメリカ」が本気になる時なのかもしれませんね。


あのChina マネーにどっぷり浸かっているWHOのテドロス事務局長は、バイデン大統領の表明に歓迎を示しています。


「ワクチンを必要としている国に寄付するとの米国のコミットメントを歓迎する。世界的な公衆衛生への貢献に深く感謝する!(ワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組みである)COVAXのパートナーは、公平な分配に向け準備を整えている。世界中の人々の命と生活を守るには、連帯しかない」とツイッターに投稿したそうですよ!^^


わが国はこの世界的な危機に、いつどの様な貢献が出来るのでしょう?



一日も早い日本製のワクチンの生産開始に期待をしています。



外国での臨床試験で明らかになっているChina製ワクチンの効果は50%程度といわれていますね。



BBC NEWSさんの記事によりますと、Chinaの疾病対策当局は、開発された新型コロナウイルスのワクチンについて、効果が小さいとの見方を示したそうです。


疾病対策当局では、ワクチンを混ぜ合わせて有効性を向上させようと検討しているそうです。



因みに、「COVAX」とは新型コロナウイルスワクチンを共同購入し途上国などに分配する国際的な枠組みで、2020年に発足していました。


世界保健機関(WHO)が主導し、途上国へのワクチン普及を進める国際組織「Gaviワクチンアライアンス」や感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)などと連携して取り組んでいます。


高・中所得国は、拠出金をCOVAXに支払い、拠出金は開発や製造設備の整備に使われることになるのです。
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