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悪質業者にご注意!水回り修理で高額請求被害多発! [最近のニュースから]

近年、キッチン、トイレや風呂場などの水回りのトラブルを修理する業者による高額請求被害が多発しているようです。


悪質業者の中には、住宅のポストなどに「マグネット型広告」を投函して勧誘するケースもあると言います。


確かに、水道の水漏れや配水管の詰まりは突然のことですから、見知らぬ業者でもチラシが目に入れば連絡をしてしまうと思います。


私の知り合いは戸建て住宅に住んでいるのですが、新築に入居して直ぐトイレが詰まり24時間対応という修理業者へ連絡をしたそうです。


結果は、想像していた以上の高額な請求をされました。



一般的には、自治体の指定業者になっているかどうか、そんなことを調べてからの依頼なんて考えることはないでしょうね。


読売新聞さんのこんな記事が掲載されていました。



水回り修理の高額請求トラブルの多発を受け、神戸市は、24時間・365日対応可能な「水道修繕受付センター」を積極的にPRするなどの対策に乗り出したという内容でした。


神戸市役所では、こんな対策をされているようですよ!



「悪質業者にご注意!」。神戸市は、目立つ文字で市民に注意を促すステッカーを作製し、4月中旬から配布を開始しています。


6月中旬頃までに市内全81万戸に配布する予定で、ステッカーには水道修繕受付センターの電話番号(0120・976・194)が大きく明記してあります。


悪質な業者は、被害者の知識のない事や直ぐにでも修理したいという心情を逆手に取り、被害が増えているんですね。

ご高齢の方のお宅でしたら、殆どが言いなりになってしまうでしょう。



神戸市の様に、行政が地域の業者さんの協力を受けて、困った時にはここへ「00-0000-0000」なんて窓口を設けてくれたら被害は格段に少なくなると思います。


そして、悪い奴らは頭を使い様々な知恵(悪知恵)が働くようです。



被害が出ているとされている業者は複数あり、高額な請求をした請求書を見てみると業者名は最後に「設備」と付いている以外は異なっていましたが、工事の内訳、金額などを書き込む欄など契約書のフォーマットは同じで、裏面のクーリングオフに関する文言も一致していました。


そして、それぞれの「本社」とする所在地は、神戸市中央区内の同じビルで、しかも部屋番号も同一だったということです。


兵庫県消費生活総合センターによりますと、高額請求で問題になっている業者のうち、今年度だけで少なくとも10社以上が、この神戸市中央区の仮想オフィスを利用していることが判明しています。


記事には担当者の注意として「業者は、インターネットなどで安易に選ぶのではなく、自治体や最寄りの管工事業協同組合に連絡するなどして、被害に遭わないようにしてほしい」と呼び掛けているそうですよ。


これは悪質な組織的犯行ですよね。



全国の自治体でも神戸市の試みを見習って欲しいです。
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