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スエズ運河、座礁船航行再開! [最近のニュースから]

心配いていたのですが、エジプトのスエズ運河で座礁していたコンテナ船「エバーギブン」が離礁に成功しましたね^^


29日夕(日本時間30日未明)に運河の航行が再開しました^^



スエズ運河、世界で最も重要な運河の一つですからね。



23日に事故が発生してから7日目で事態収拾に向かっています。



運河内や周辺で足止めされている船舶は29日までに422隻で、航行の正常化に3日間はかかるということです。

事故原因は強風によるものなのか、人為的ミスによるものなのか、それとも両方だったのかは調査中のようです。

因みに、現場となったスエズ運河は年間1万9000隻もの貨物船が通行していて、通行したすべての船の重量を合わせると11億7000万トンになります。


驚いたのはその「通航料」なんです。



通航料は平均で3000万円強、座礁したエバーギブンですと、大きさから考えて4000万円くらいだというのです。

報道によりますと、運河の航行不能による損害額は、単純計算で1時間430億円にのぼるのではということですから、損害賠償の金額は桁違いの莫大なものとなるでしょう。


コンテナ船の船籍はパナマ、そして愛媛県今治市の正栄汽船が所有し、運航を台湾の会社が行っていたということです。


先ず、船主が責任負うことになるのでしょうが、全額保険で賄えるのでしょうか?



重大な過失があって座礁したなんてことになったら・・・!



まっ、そこまで心配をしなくても良いですよね^^



そう言えば、昨年も大きな海運事故がありました。



パナマ船籍で岡山の長鋪汽船の関連会社が保有・管理をして、商船三井が運航するケープサイズバルカー「WAKASHIO(わかしお)」がインド洋のモーリシャス沖で座礁、燃料の油が流出した事故がありましたね。

この事故では、燃料が流出したことから海洋汚染が心配でした。



当然、モーリシャス政府や国民にも多大なるご迷惑をかけてしまいました。



もし、環境が破壊されたとしたらお金で済む問題ではなくなりますからね。
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