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中国ウイグル人権問題 相変わらずの日本政府 [最近のニュースから]

今日は中国のウイグル問題を話題にしたいと思います。



中国は多民族国家であることを思い出してくださいね。



全国人民代表大会(全人代)の会場がTVに映し出された時に見てみてくださいね。



様々の民族衣装を身にまとった人がいることに気が付くはずです。



少数民族の代表格としては、アチャン族(阿昌族)イ族(彝族)ウイグル族(維吾爾族)ウズベク族(烏孜別克族)エヴェンキ族(鄂温克族、オウンク族)オロチョン族(鄂倫春族)回族(ホウェイ族、フェイ族)カザフ族(哈薩克族、ハザク族)など55の民族があるそうです。


そして最大の漢族は全人口の91.59%を占め,少数民族人口 は1億643万人で,中国全人口の8.41%しか占めていません。


今、国際的な人権問題になっているのが、少数派のウイグル族への人権侵害が繰り返されていることです。



一昨年ごろからBBC放送などで、無辜の市民の強制収容や不妊手術の強要といった、中国政府による凄惨な迫害が盛んに報じられ始めましたね。


問題自体は数十年前から存在していました



特に今世紀以降は漢民族移住者の大量流入や、インフラ整備を理由とした伝統文化の破壊で、ウイグル族の民族感情が悪化していました。


2009年に自治区の首府ウルムチで197人が死亡(当局発表)する騒乱も起きています。



以前、ウイグル問題を取り上げた時に、ウイグル族の人口は約1千万人、テュルク諸語のウイグル語を話すムスリムであることから全世界のイスラム教徒が声を挙げると考えていました。


中国マネーの力なのか、理由は不明なのですが、イスラム諸国は完全に沈黙しているようですね???



22日、アメリカ、イギリス、カナダの3か国と、EU=ヨーロッパ連合は、中国の新疆ウイグル自治区での人権侵害に関わったなどとして、自治区の当局者らに対し、資産凍結や渡航禁止などの制裁を発動しましたね。


G7=主要7か国では日本以外の国すべてが制裁で足並みをそろえる形になりました。



毎度のことですが、腰抜け政府はこんな屁理屈をこねているようですよ。



茂木外務大臣は「国際社会が緊密に連携して中国に強く働きかけていくことが重要だ」と述べていて、政府としては、アメリカをはじめとする各国との結束を強化しながら、中国側と意思疎通を続け、状況の改善に向けた責任ある行動を強く促していく方針です。」


そんなことが通用する国ではないことぐらい分っているはずです。



わが国、いい加減に確りとした意思表示をするべきです!



中国はロシア、北朝鮮、そして金で雁字搦めになっている国々と連携を強めているようです。



全て人権侵害が繰り返されている国ですね。



絶対に人権侵害を許してはいけません。



わが国の政府に言いたいことは、見て見ぬふりは通用しないということです。



ダメなものはダメだと言え!本当に逃げ腰の外交から卒業してほしいです。



きつい表現をあえてしますが、敵からは舐められ、味方からは信用を失うことになるでしょう!



産経新聞さんにこんな記事が掲載されていました。

「何もしない日本、見たくない」 ウイグル協会幹部が行動求める
国民民主党は2日、人権外交と経済安全保障に関する研究会の第2回会合を国会内で開き、中国当局による新(しん)疆(きょう)(しんきょう)ウイグル自治区での弾圧について、日本ウイグル協会からヒアリングした。

同協会のレテプ・アフメット副会長は、海外のシンクタンクのリポートや報道を紹介しつつ、ウイグル人に対する強制労働と著名企業のサプライチェーンとの関わりや、同自治区での女性に対する不妊手術の強制、子供らに対する同化教育の実態を説明した。

アフメット氏は同自治区での弾圧を米政府、カナダ下院、オランダ下院が「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定し、中国を非難したことに触れ、「あと半年すればジェノサイドと認定する国が間違いなく増える。そうした中で日本だけが何もしないのは、私たちが見たくない光景であり、多くの日本人の国民が見たくない光景だと思う」と述べ、出席した議員らに具体的な行動を求めた。

研究会の主査を務める山尾志桜里衆院議員は「さらなる放置は消極的支持になってしまうし、これを放置したら日本に人権外交を語る資格はないということだと思う。強く取り組んでいくことをお約束したい」と語った。

研究会は今後、集団殺害などの防止や処罰を定めた「ジェノサイド条約」に日本が未加盟であることについて、検討を進める。
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