SSブログ

ガソリン価格どうして高値! [気になる情報]

私は車の運転が苦手ということもあり、週に1回の買い物の時ぐらいしか車の運転をしません。



久しぶりにガソリンスタンドへ給油に行ったのですが1月前に比べて価格が高くなっていました。



滅多に運転をしない私ですが、やはり気になってしまいます。



3日に経済産業省が発表によりますと、1日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、2月22日時点の前回調査と比べて1円50銭高い144円60銭でした。


値上がりは14週連続で、昨年3月9日以来、約1年ぶりの高値水準となっているそうです。



ハイオクは155円50銭、軽油は124円90銭で、いずれも1円50銭上がり、灯油は18リットル当たり22円高い1566円になっていました。


平均の価格ですので、地域によっては多少の差がありますが、消費者にとっては気になる値上がりですよね。



どうしてガソリン価格が値上がりをしているのでしょう?



ちょっと調べてみました。



1、今週4日にOPECにロシアなどを加えたOPEC+の閣僚級会合が予定されています。現在、OPEC+は大規模な減産政策を展開中ですが、原油市場環境の改善もあって、どの程度の増産(減産縮小)が可能なのか協議している最中です。ただ、OPEC+内では最近の原油高は需給要因ではなく株高など投機の影響が大きいとして、大規模な増産には慎重な声も目立ちます。市場では簡単にガソリン価格は下がらず、逆に更に大きく上がる可能性もあるとみる向きが多いのが現状です。なおインドは、OPEC+に対して増産を要請すると同時に減税による燃料負担の軽減を検討しています。

2、背景には原油先物価格の高騰があります。
原油先物価格が高騰すれば、まずガソリンや軽油、灯油価格の上昇を通じて私たち生活の負担増となります。
しかし、原油価格が上昇すると天然ガス価格もつられて上昇しますので、こうした化石燃料の価格が上昇すれば、燃料費調整制度により電気料金なども遅れて値上がりすることには注意が必要でしょう。


3、原油先物の代表でもあるWTI先物の昨年の3月3日の価格は47ドル近辺、現在は60ドル近辺となっており、前年比では上昇している。これもあってガソリン価格も上昇。これまで原油価格の前年比ではマイナスとなっていたこともあり、エネルギー関連は消費者物価指数の押し下げ要因となっていたが、今後は押し上げ要因となってくる。原油だけでなく銀や銅なども値上がりし、食品なども世界的に値上がりしつつある。これらが今後、日本の消費者物価にどのような影響を与えるのか注意したい。それによって長期金利などにも影響を与える可能性がある。


最近のガソリン価格に高騰の原因は、原油高は需給要因ではなく株高など投機の影響が大きいということのようです。

確かに、景気が良くないのに株価はガンガン上がっていますよね。



一部の人間だけが儲かっているマネーゲームの資金が投機として原油市場へ流れ込んでいるということのようですね。

そう言えばわが国の日銀は株を買い続けています。



日銀が、金融緩和の一環として上場投資信託(ETF)の買い入れを始めてから10年経っています。



中央銀行がリスクの高い株式関連資産を購入するのは極めて異例だが、日銀が目指す2%の物価目標は達成できないままです。


一方で保有残高は時価ベースで約45兆円に膨張し、日銀は国内最大の株式投資家になったようですね。



株式市場は「官製相場」の様相を帯び、株価のゆがみに対する懸念も強いです。



新型コロナウイルス感染から抜け出せない状態が続いていますが、今後が心配ですよね。



日銀が買い支えをしている株を何時売るのか?



時期と方法を間違えると、とんでもない事態となるでしょう。
nice!(123) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。