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今年度第3次補正予算が成立 [最近のニュースから]

28日、令和2年度第3次補正予算案が参院予算委員会で自民、公明両党などの賛成多数により可決しました。



補正予算の総額19兆1761億円で、医療機関への支援やワクチン接種体制の整備など新型コロナウイルス対策のほかにも、1兆円を超える「GoToトラベル」の延長に伴う費用や国土強靭化の費用なども盛り込まれています。

観光支援事業「GoToトラベル」経費に1兆311億円が盛り込まれていることに疑問を感じているのは私だけでしょうか。


麻生財務相は22日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスによる経済悪化を受けた現金10万円の定額給付金の再支給について、「(給付金は)国の借金でやっている。後世の人たちにさらに借金を増やすのか」と述べていました。


菅首相も27日の参院予算委員会で、特別定額給付金について「再び支給することは考えていない」と述べています。


更に、新型コロナの影響で、政府の支援が届いていない人がいるのではないかとの質問に「最終的に生活保護がある」とまで。


菅さんは、生活が困窮したら最後のセーフティネットである生活保護制度を利用すれば良いのだと述べていますが、様々な事情から生活保護の申請を躊躇している方が多くいるということ。


そして、現実には生活保護相談するも断られ困窮し餓死をするということが報道されたこともありました。



少なからず生活保護から閉め出され、餓死や孤独死、自殺に至るなど、胸の痛む事件が続発しているのです。



しかし、こんな報道もありましたね、兵庫県で生活保護を受けながら高級外車のポルシェに乗り万引きをして捕まった韓国人の男の事件です。


北海道では、高級外車を含め7台も自動車を所有しながら生活保護を受けていたなんて男もいましたね。



どういう訳なのか、本当に必要な人が生活保護を受給できず、そうでない輩が受給をしている、これが全てではないのでしょうが現実なんですよね。


ちょっと調べてみたのですが、生活保護の申請から受給までの期間は、原則として14日以内のようです。



ただし調査の過程で申込者の資産状況が正確に把握できないなどの特別な理由がある場合は、期間が30日まで延長されるということです。


今生活に困窮している方に、食べるものすらない状態の人はどうしたら良いのでしょう。



この寒空に住むところがない方が増えていることも事実です。



飲食店については、緊急事態宣言下で営業時間を短縮する店に1店舗あたり1日6万円の休業協力金が支払われることになりました。


しかし、焼け石に水だという事業主が多いこと、その反面制度を悪用して焼け太りをする店も多いようです。



補正予算は今年度の予算を決めているのですから、政府は年度内に「GoToトラベル」を再開して1兆311億円を使うつもりなのでしょうか?


連日、過去最高の死者数が報告され、入院調整中の方や自宅隔離状態の方が増えているのに!



麻生さんは10万円の定額給付金の再支給について、「(給付金は)国の借金でやっている。後世の人たちにさらに借金を増やすのか」って言っていましたが、「GoToトラベル」の予算だって国民が借金をすることなんです。

感染拡大の要因を作った愚策「GoToトラベル」の追加予算を、そのまま国民の生活を守るために使ってほしいと思います。
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