かつお節(鰹節)・かつぶし・おかか?何が違うの?^^ [ちょっと気になること!]
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今日は、私たちの食生活に欠かすことのできない「かつお節」の話題です^^
節(かつおぶし)は、カツオの肉を加熱してから乾燥させた保存食品です。
鰹節やその他の節を削ったものを削り節と呼んでいますね。
大宝律令・賦役令により、堅魚に分類される干しカツオなどが献納品として指定されたそうです。
現在の鰹節に近いものでは、室町時代の1489年のものとされています。
江戸時代には、甚太郎という人物が現在の荒節に近いものを製造する方法を考案し、土佐藩(現・高知)では藩を挙げてこの熊野節の製法を導入しています。
出典:wikipedia.
701年(大宝元年)文武天皇の時代には既に鰹節があったようです。
世界一硬い食べ物が「鰹節」だと言われているそうですね。
その硬さの理由は、カビによって鰹節の水分を吸収させることにあるそうです。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、できあがった鰹節は、拍子木のように高らかな乾いた音を鳴らすほどですから、相当固いことが分りますよね。
鰹節の次に硬いと言われているのが、中国(中華人民共和国)の「カンパオ(干しアワビ)」、その次にヨーロッパにある干し肉などがあるそうですが、それらの食品と比にならないほど、鰹節は硬いと言われているそうですよ^^。
因みに「カンパオ」ってこれ!
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ヨーロッパの固い「干し肉」はこんな感じ!
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さて、かつお節の話に戻りますね。
あなたのお宅では、かつお節といいますか?かつぶしといいますか?それともおかかですか?
わが家では、父がかつお節、母はかつ節と言っていました。
どちらが正しいのでしょう?
調べてみましたら、私と同じ疑問を持っている方がいらっしゃいましたので、その答えを紹介しますね^^
Yahoo japan 知恵袋より
fuj********さん
2006/3/16 20:03
質問
さっきテレビで、かつお節のことを、かつ節と言っていたのですが、
これって間違っていますよね?
それと
さっきテレビで、かつお節のことを、かつ節と言っていたのですが、
これって間違っていますよね?
それとも、かつ節と言うものがあるのですか?
ベストアンサー
nik********さん
2006/3/16 20:20(編集あり)
回答
「かつお」のことを江戸っ子口調で「かつう」と言っていたんですよ。
元々は鰹が水揚げされていた地方の方言だったのですが,江戸っ子がその言い方を気に入って広まったと聞いています。
売り子が粋に「かつう」と言っていたなんて話もありますよ。
カツオの地方名は、新釈魚名考(栄川省造著)によると、東北地方では糧(カチ)・糅魚(カツオ)・糧(カトウ)の意でカツ、同じく千葉・静岡ではカツウ、伊豆では小型のカツオが三千尾で千貫になることから小型のものをサンゼンボン、…
この時代のカツオ売りは半切り桶を前後に吊り下げた棒(竿)を肩に担いで市中を売り歩いていました。
桶には初鰹、まな板、包丁などを入れ、「かつう、かつう」とかけ声をだしていたそうです。
なるほど~!
かつ節は、江戸っ子の「かつう」節が変化して「かつ」節をなったようですね^^
確かに、私の父は地方の出身なので、かつお節と言っていたのでしょう。
では、おかかとは違いは何なのでしょうね?
それも調べてみました^^
「和食の旨み」さんの記事にはこのように解説されていました。
コンビニのおにぎりの中でも定番のおかかですが、おかかと鰹節は同じ物なのかという素朴な疑問を持ったことがある人も多いと思います。
現代の日常会話で使っている「おかか」と、元々の「おかか」の意味は少し違っていたようです。
現代の日常会話では、鰹節を薄く削ったもの、いわゆる花かつおのこと、または、削り節をさらに細かくして、醤油などで味付けした物を指して「おかか」と言います。
結論としては、「かつお節」も「かつ節」もどちらも同じということ、そして「おかか」は花かつおや味付けした物ということのようですね^^
2020-11-18 00:00
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