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幻のフルーツ「ポポー」収穫最盛期! [気になる情報]

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フリー画像からお借りしました

今日は果物の「ポポー」を話題にしてみました^^



「ポポー」という名前を聞いたことのない方が多いと思いますので、どんな果物なのか紹介をしたいと思います。


ポポーは北米原産のバンレイシ科の果実です。



一般的な呼び名は、ポポーと呼ばれている事が多いのですが、和名は「ポーポー」となっているそうです^^



その他の呼び名は、見た目がアケビに似ていて果肉、種の様子が柿に似ているからか、アケビガキとも呼ばれているようです。


明治時代には既に栽培されていたようですが、戦後になって、病害虫に強く、無農薬で栽培できるという事で庭木などに一時栽培が広く普及したといいます。


その後、栽培をする農家が少なくなり、今では「幻の果実」とまでいわれているのです。



どうして栽培されなくなってしまったのでしょう?



栽培には適した果物なんですよね!



前述しましたように、ポポーの樹皮や種子、新葉にはアセトゲニンといわれる強い殺虫成分が大量に含まれているそうで、害虫に対しとても強く、無農薬で栽培できる果物とされています。


問題があるとすれば、流通させるには難がある様なんです。



先ず、収穫時期が限られていること、そして一番の問題点が傷みやすいということなんです。



余程、輸送手段を考えないと売り物にならなくなる確率が高いということなんですよね~



でも、最近はそのポポーを地域の特産品にしよう!そんな取り組みがなされているんです。



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フリー画像からお借りしました



ポポーは、マンゴーのようなオレンジ色をしています。



熟すと甘みが増し、クリーミーな味わいになることから、「森のカスタードクリーム」という別名で親しまれるようになりました。


ねっとりとした、柿に近い食感があり、南国フルーツ特有の濃厚な香りがします。



栄養は、卵10個分ほどのエネルギーがあるといわれているそうです。



栄養が豊富で、疲労回復やがん予防に効果があるそうですよ!



ビタミンCやミネラル類がバランスよく含まれているので、免疫力を高めてくれて美肌効果も期待できるといいますから、魅力のある果物ですよね^^


静岡市清水区の果樹園ファーム池の沢さんが栽培する北米原産の果物「ポポー」が最盛期を迎えています。



外食業界への販路拡大を目指し、冷凍品の試作や、SNSによる発信にも力を入れているそうです。



今年は、冷凍ポポーの試作も始めています。



やはり一番の問題点、ポポーは収穫して3日ほどで黒ずんでしまい、生食できるのは約1カ月だそうです。



これまで飲食店への販売も検討してきたそうですが、まとまった量を新鮮な状態で届けるのが難しいため諦めていました。


しかし、加工することで問題を解決しようと取り組んでします。



試作品では、輪切りにしたポポーを真空パックに入れて冷凍します。



味や色に変化が見られなかったため、今後飲食店にアプローチを開始するということです。。



宮城県岩沼市の岩沼ポポープロジェクトの宍戸幸次さんは、ポポーを地域活性化の起爆剤にしようと活動を始めています。


5年前に植えた苗は去年からようやく実をつけたそうです。



更に、佐賀市富士町でも「ポポー」を新たな特産にしようとする試みが進んでいます。



栽培を手掛ける住民グループ「夢見るぽぽりん」さんでは、8月に第3弾の加工品「ポポージュレ」を発売しています。


既に販売しているアイス、キャンディーに続く商品化で、年間を通して堪能できるよう加工品のバリエーションを増やすことでさらなる普及を目指しているということです。


美味しくて、健康にも良い果物なのですから、一工夫二工夫することで地域の特産品を完成させて頂きたいと思います。


特産品で地域おこし、今はネット通販で国内だけでなく海外へも販売をすることができますからね^^







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