SSブログ

マスク100万枚寄付「中国でも足りてないのに……」賛否両論 [最近のニュースから]

767de24f878e43e25149a45a438f540f_t.jpeg
フリー画像からお借りしました

一昨日、中国アリババの会長のマー氏がマスク100万枚をわが国へ送ることを表明したという記事を書きました。


SNSでは「中国もマスクが足りていないのに……」という声が投稿されているそうです。



web上では、同氏の今回行動を支持するかどうかのアンケートが実施されています。



フォロワー数200万人を超える「鶏毛蒜皮」というアカウントが、投票活動が呼びかけたそうです。



アンケートには、10万人が参加したそうですから、中国国内での関心の高さが分かりますね。



「鶏毛蒜皮」では、こんな問いかけをしたそうです。

「私たちが新型コロナウイルスを戦って一番たいへんな時期に、日本から多くの支援物資が届けられました。いま、日本でも感染拡大の危機に面しており、馬雲氏が日本へ100万枚のマスクを寄付しました。あなたは支持しますか」

3つの選択肢が用意されていました。

(1)支持。日本はこの前に助けてくれたのでお返しをしないといけない
(2)支持しない。中国国内でもまだ資源が足りていない状態だから
(3)何とも言えない



3月3日の午後6時の時点では、10.6万人が投票したそうです。



マー氏を支持するという回答が9万5千を超える結果となったということです。



支持しないと回答した方は、「中国もマスクが足りていないのに……」「私はまだマスクを手に入れていない……」などの声もあったそうです。


昨日も書きましたが、武漢で新型コロナウイルスの感染が拡大している時に、わが国から支援物資を送りましたよね。


その物資の箱には「応援する、そばにいる」という意味の漢詩も書かれていたことは、中国で話題になっていたのです。


わが国でも感染が拡大したことで、中国では、「投我以木瓜、報之以瓊瑶」という言葉(『詩経』の一節で、私に果物をくれて、あなたに玉石を報いる」という意味だそうです)とともに、恩返しの機運が高まり始めたそうです。


マー会長からの100万枚のマスクの贈り物は、中国国民からの感謝の印なのですね。



実は、大学の後輩で中国からの留学生がいるんです。



彼女は卒業して、今も日本で頑張って働いています。



以前、こんなことを訊いたことがありました。



中国のご両親は、〇〇さんに早く国に帰ってきてほしいんじゃないの?って^^



彼女のご両親は、日本に居なさいって云ってくれているそうです。



わが国に安心して娘を預けられる、そう思っていらっしゃるのでしょうね。



本当に嬉しく、ありがたいと感じました。



国レベルでは、領土問題など相対する面もあるでしょうが、人と人との繋がりは大切にしたいですよね。
nice!(135) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。