福島第1原発汚染水の現状! [最近のニュースから]
フリー画像からお借りしました
2011年(平成23年)3月11日14時46分に、最大震度 7(マグニチュード9.0)の地震がわが国を襲いました。
その地震では巨大な津波が発生して、多くの犠牲者が出ています。
東京電力福島第一原発もその津波の被害に遭いました。
あの地震から今年で8年が経っています。
先月のBBCニュースさんの記事に、東京電力福島第一原発の汚染水が取り上げられていました。
その記事は汚染水についてでした。
毎日新聞さんの記事よりお借りしました
8年もの間、被災した原子炉の建屋からは毎日、約200トンに汚染水をポンプでくみ出して貯留タンクにため続けています。
現在、100万トン以上の汚染水が巨大なタンクに貯められています。
その汚染水について、原田義昭前環境相兼原子力防災担当相は「思い切って放出して、希釈する他に選択肢はない」、「安全性、科学性からすれば、どうも大丈夫」などと述べたのです。
BBCニュースさんの記事には、地元の漁業関係者の反応や隣国である韓国からの批判も書かれていました。
ご存じの通り、世界中の原発からはリチウムに汚染された処理水が海洋放出されています。
リチウムは、自然界にも存在している物質なのだから健康被害はないという専門家もいますが、健康被害がないとは云えないとする専門家がいることも事実です。
日本以外の国でも海へ垂れ流しているのだから大丈夫?日本の汚染水の方が濃度が低い?
それでも、海への放出は得策とは言えないのではないでしょうか。
更なる風評被害を産むことになるでしょう。
汚染水からトリチウムを含む水「トリチウム水」を分離・回収する方法及び装置を開発したというニュースもありました。
処理費用は高額になっても、現状での海への放出には反対です。
「トリチウム水」処理装置の記事はこちらをご覧ください!
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2019-10-06 00:00
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